義之
3月28日、朝の「日めくり万葉集」に選ばれた歌。

 標結ひて 我が定めてし 住吉の 浜の小松は 後も我が松  余明軍 (巻3・394)

 「標結ひて」は「しめゆいて」と読んでいたような、気がするがー。松に藁を結んだ画面がシンボル的に、撮影されていたー。この歌のポイントは、本居宣長が漢字表記の「義之」を、「王義之=書家で、書家を手師=テシ」と、読んだところにポイントがあるそうながら。

 どきどきするような思いの発信。キザというなかれ。そんなカップルの熟年。シルシを結ばれた松は、今もその人の松ながら、結んだ人は「亭主元気で、留守が良い」かも。