岐阜や愛知、9日出現の異常夕焼け! 連続した太陽柱とイリアンジャヤ地震 !?
01/30 20:07 27.7N 142.7E 33k 4.3M 小笠原北部(世界版)
01/31 02:51 44.7N 150.0E 47k 5.2M A 択捉島東沖(世界版)
01/31 14:19 29.6N 129.5E 20k M4.0 奄美大島近海
02/01 19:20 24.2N 123.3E 50k M4.2 与那国島近海
02/02 12:24 34.1N 135.1E 10k M3.0 和歌山県紀伊水道
02/03 00:40 35.0N 136.8E 20k M3.1 愛知県伊勢湾
02/03 11:36 34.7N 137.4E 40k M3.4 愛知県東部
02/03 20:21 33.5N 133.3E 40k M3.7 高知県中部
02/04 04:11 36.0N 140.1E 80k M4.3 茨城県南部/震度3
02/04 07:21 35.9N 137.5E 10k M2.9 長野県南部
02/04 12:24 23.4N 122.2E 70k M5.5 台湾付近
02/04 15:08 40.1N 141.9E 70k M5.2 岩手県沖/震度4
02/04 15:28 35.3N 139.0E 浅い M2.8 静岡県東部
02/04 16:38 35.3N 139.0E 浅い M3.3 静岡県東部
02/04 18:36 35.3N 139.0E 浅い M2.9 静岡県東部
02/04 20:31 36.1N 140.0E 50k M3.2 茨城県南部
02/04 20:57 34.3N 139.2E 10k M2.6 新島・神津島近海
02/05 03:25 40.1N 141.9E 70k M3.7 岩手県沖
02/05 20:32 42.3N 143.9E 50k M4.1 北海道南部の十勝沖
02/06 00:17 38.4N 141.2E 10k M3.1 宮城県北部
02/06 10:15 34.1N 135.2E 10k M2.7 和歌山県北部
02/06 22:20 38.5N 141.2E 10k M3.1 宮城県北部
02/07 23:56 38.8N 141.6E 70k M3.3 宮城県沖
02/08 07:08 33.9N 135.3E 10k M3.2 和歌山県北部
02/08 11:54 34.4N 135.9E 10k M2.8 奈良県地方
02/08 18:30 38.4N 141.2E 10k M3.2 宮城県北部
02/08 19:30 43.1N 145.8E 50k M5.1 北海道根室半島南東沖
02/08 21:21 40.1N 141.9E 70k M3.2 岩手県沖
02/09 06:37 36.5N 140.6E 60k M3.7 茨城県北部
02/09 08:23 39.0N 141.6E 70k M3.6 岩手県沿岸南部
 ・・・下記データの全て日本時間・・・
02/04 08:09:29 3.72S 140.40E 33.0 6.0M A インドネシアのイリアンジャヤ
02/04 20:59:48 8.44N 82.97W 28.6 6.1M A パナマとコスタリカの境
02/06 06:05:01 3.59S 135.55E 10.0 7.0M A インドネシアのイリアンジャヤ
02/07 11:42:35 4.00S 135.05E 10.0 7.1M A インドネシアのイリアンジャヤ
02/08 17:58:49 3.71S 135.22E 10.0 6.5M A インドネシアのイリアンジャヤ


 KS氏の画像掲示板に凄い夕焼け画像が掲載されているという知らせを受けた。投稿No.698岐阜のno Nameさんによる9日の夕焼け画像がそれだ。私もこの画像を見て、もうすっかり眠気も吹っ飛んでしまった。
 私自身による異常夕焼け観察の記録はまだ少ないが、2年半近くの以前に観察した夕焼けが最も記憶に残るものであり、その約2日半後にはマリアナ諸島でM7.0が発生した。当サイトの地震予知研究ページのイメージ画像に利用させて頂いている岩瀬氏撮影の画像もインパクトがある。
 * 01年10月10日17時06分頃---北海道空知郡奈井江町(クリスタル撮影)
  ▲01/10/13 00:02 12.59N 144.94E 37.0 7.0M A マリアナ諸島の南
 * 00年6月9日19時10分頃---東海アマの岩瀬氏により撮影
  ▲00/06/10 8:32 30.6N 138.9E 520k M6.7 東海道沖

 そして特に注目して欲しいのは、以前に岩瀬氏のサイトへと寄せられた読者からの投稿画像で、阪神大震災前日の夕方とされているもの。

* 95年1月16日---東京都内の上野界隈(撮影地)
 ▲95/01/17 05:46 34.36N 135.02E 16k M7.3/震度7
  
 比較すると、これらの画像には共通するような燃える火炎のメラメラ模様や深紅に輝く波打ち模様などが確認できる。これらがM7前後や震災級の結果を事前に示す直前宏観と思われる空だろうと思う。そして今回のno Nameさんの画像に映った波打ちのウネリの強さとブラッドグローの色彩は、たぶんにそれ以上の凄みさえ感じる。
 この画像の場合の震源方位は、波打ち模様に対しての垂直方位であり、カメラの向けた撮影方位そのままが震源方位(逆方位も在り得るかもしれない)となる。つまり、岐阜からの約250度前後(当人より画像のやや右側の電柱が約260度であるという)の方位とすると、方位的には瀬戸内海付近の方面となる(つい先日までPISCOの警報アラート/危険度-中イエローも出ていたが・・・)。
 更には、のんびりチーターさんのパノラマ画像の掲載もあって、やはり250度付近の判断で間違いなさそうだ。ただ、このような空の宏観からは正確な震源方位は到底、掴めないので、東海--東南海--南海という広範囲で該当するかもしれない。或いはもっと外国なのか? 一応、参照程度に岐阜市からの方位角250±45度ラインを地図に入れてみた。
 有難いことにこの画像で判ったことは、異常赤焼けと波打ち宏観の出現範囲は空のごく一部で思ったよりもかなり狭い範囲だった。これは相当、割り引きができそうだ。
 もちろん、何事も無ければよいが・・・。一応、今後について各情報の収集に私も努めたい。
 

 7日の夕方、紀伊半島沖と東海道沖で気になる深発地震が連発している。
 私の多忙なことと体調不良から情報の把握が遅れ気味であること、そして予測や宏観現象についての結果の検証確認も悪阻かになっている。

 必ずしも地震前兆とは限らないのが「宏観現象」。しかし、気象光学現象の「幻日」現象も冬の北海道では頻繁に見られる大気中の氷の結晶による光の屈折現象であるなどといわれている。ところが私も確認しているが、実際には幻日は真夏にも出現するし、冬季に出現が多いなどというシッカリとした統計的な裏付けも私は見たことがない。
 サンブル期間は短いが、気象学マニアのサイト「幻日記」の集計データやサイト「空・虹と光の写真館」の集計データを見ても、なんら、冬の北海道では頻繁に見られることを裏付けるほどの結果は示していない。私は単に気象学的な説明で消去するだけでなくて、やはり発生地震との比較で見なければ、その確かな相関性を確認できる筈などない、と考えている。

 これは私の観測からもいえるが幾分は、太陽柱においては冬季や北国での出現は増えるかもしれない。しかし、当サイト掲示板へも投稿を頂いたが、
4日の早朝出現の琵琶湖岸の太陽柱は、平年並みの気温で0・4度程度。また、6日朝出現の岡山県からの太陽柱については、報道の中で温暖な西日本では珍しいとのコメントがついた。同じ岡山県からは7日、月柱の観測報告もあった。
 ただ、ハッキリとは判らないが、私の観測撮影した先月30日の太陽柱は31日未明の択捉島東沖M5.2。4日琵琶湖、6-7日岡山県のものは、更に遠距離で大型のインドネシア・イリアンジャヤではないだろうか?
 当地からの月の宏観は2月に入ってからもずーと継続していた。これらは4日の岩手県M5.2/震度4、根室半島南東沖M5.1という結果を示していたように見ている。

 それから、先月24日の札幌市や栗山町からの地震雲観測の結果らしき地震があった。5日の夜間に発生した十勝沖M4.1で、測定方位の105度ジャストだと思う。帯広市のおろきら氏観測とも同一雲の可能性は高く、報告では天球2/3の長さというからM4級で妥当かもしれない。他からも私のところへM4級だろうとの見解が届いていた。