長大な断層状雲の結果、翌朝1日、北海道でM5.0発生 満月トリガー突入、要注意!
09/30 12:10 34.2N 135.1E 10k M3.1 和歌山県紀伊水道
09/30 20:34 35.4N 133.3E 10k M2.9 島根県東部 
10/01 02:45 35.0N 132.4E 10k M3.6 島根県西部
10/01 06:16 40.7N 140.4E 10k M2.9 青森県津軽南部
10/01 09:35 43.5N 147.5E 50k M5.0 北海道東方沖
10/01 12:00 42.0N 142.5E 60k M4.2 北海道南部の浦河沖
10/01 22:53 33.9N 135.2E 10k M3.2 和歌山県北部 

09/29 11:40:07 18.56S 168.18E 33.0 6.4M A バヌアツ(日本時間) 
10/01 04:01:19 18.42S 168.13E 33.0 6.1M A バヌアツ(日本時間) 
 

 猫魚氏の観測該当、9月14日観測(09/16 03:15 更新)石川県羽咋市〜千葉県白浜町ラインの断層状雲の結果と思われる地震、29日富山県西部でM3.3。また9月25日観測(09/25 23:10 更新)礼文島〜静岡県大須賀町ラインの筋状雲の結果、1日青森県津軽南部でM2.9があった。
 29日早朝観測のHP『きまぐれノート』の断層状方位は、管理人によればおおよそ北北西−南南東もしくは北西−南東ラインではないかとのこと。震源が南南東〜南東方位の場合は千葉県・房総半島方面か? 仙台からの観測情報によれば、29日出現の椋平虹、及び30日にM5前後の、120〜130度方面震源を疑う大規模な断層状雲を目撃とのこと。
 30日、夕張市に演奏家・喜多郎のコンサートを見に出向いた。人数限定の特別無料コンサートだったのだが、うーん感動した。正午頃、夕張市・丁未風致公園から見た上空にはM4.5程度の波状雲が出現して拡がった。雲がしだいに拡大したので震源方位を測ろうとした時には、掻き消えてしまっていた。夕方観測した大規模な直前型断層状雲は、翌朝すぐに発震。一泊したために結果的には後出し情報と化した。霞んでいて不鮮明だが、一応、撮影画像を掲示しておく。
 2日(22:49ピーク時間)に満月トリガー。各前兆の地震が発震しやすいと思われるので、注意が必要だろう。

◆◆9月30日(日)夕方、空知支庁・由仁町近郊より観測◆◆
 
▲10/01 09:35 43.5N 147.5E 50k M5.0 北海道東方沖
 夕張市を出て午後5時過ぎ、由仁町近郊の角田付近から北空に滞空する長大な断層状雲を目撃。地震雲の指向方位は東−西(85−265度)。断層ラインの長さとシャープさからM5級の北海道近郊震源、道東厚岸町方面の直前型だと判断。結果的には、翌日朝に早々と発震し、後出しになってしまった。震源は測定ライン85度上ビタリ。