根室方面の帯雲と南方位の断層状雲が出現! 夕日の左横に赤色椋平虹 !!
06/15 00:17 36.6N 138.3E 10k M2.8 長野県北部
06/15 02:53 34.2N 139.2E 10k M2.7 新島・神津島近海
06/16 01:00 24.2N 123.3E 20k M3.9 与那国島近海
06/16 13:11 35.2N 133.4E 10k M3.2 鳥取県西部
06/16 17:42 37.0N 138.3E 20k M3.1 新潟県上越地方

06/14 22:39:26 51.34N 179.84W 33.0 5.1M A アリューシャン列島(日本時間) 
06/14 23:24:49 51.06N 179.80W 33.0 4.6M A アリューシャン列島(日本時間) 
06/15 04:48:52 51.32N 179.85W 55.3 6.3M A アリューシャン列島(日本時間) 
06/15 05:01:37 51.08N 179.75W 33.0 5.0M A アリューシャン列島(日本時間) 
06/15 15:28:04 51.07N 179.76W 33.0 4.7M A アリューシャン列島(日本時間) 
 

◆◆6月16日(土)昼、空知支庁・砂川市、及び上砂川より観測◆◆
 
 午後1時頃、窓から山並みに掛かる白帯雲を目撃。全貌を把握すべく車を出し砂川市の奈井江町方面に向かった。規模はM4.5±0.5、帯雲の指向性は東‐西、震源は東〜東南東で方位角100°根室方面(根室〜釧路間)。規模からは4,5日程度で発生が濃厚だが、一応は一週間程度、24日まで様子を見たい。
 上砂川町より観測。午後6時半頃、西空ではしだいに断層状雲が顕わとなり、太陽の左手には赤味を帯びた椋平虹が出現。今回、玩具ミーシャでも何とかそれを捉えることができたのでアップした。北海道近郊でM5超の地震が迫った前兆か? 断層状雲はやや夕日を受けて赤色化していて美しい。断層ラインは南‐北、印象からは南方面が震源として疑わしく、苫小牧〜静内間方面、青森県東方沖震源か岩手県内陸含む三陸太平洋側〜福島沖辺りまで。規模推定は結構困難でM4.0〜5.2、72H以内。

 現段階、14日観測M6超の大地震雲の該当疑いとして、上記アリューシャン列島のM6.3が最も濃厚。現地では更にM5前後で連発している状況だ。だが一応、南西諸島方面の広範囲でも注意を継続願いたい。 
 東海アマの岩瀬氏からは、「遅くとも、6月24日頃までに、M7級解放の疑い。京都府南部〜伊予灘方面の超大型震源と思われるが、場合によっては72時間以内に発生するおそれもある」という恐ろしい見解が示された。PISCO発表の警報も、「6月16日〜18日にM7.0前後のスラブ内地震の可能性あり」ということで推定期日が迫っている。また岡山の清須氏のサイト及び掲示版に戦慄が走る二分割断層状の画像が紹介されており、兵庫県西宮市のKS氏からも大型の断層状レポートがあった。こちらもご参照頂きたい。観測歴の長い読者からも水戸〜熊本ラインを示す洗濯板状地震雲を目撃したとの報告も頂いた。どうもいずれも示す方位が近しい印象だ。
 尚、13日観測の日高方面M5前後も予測として継続中。前後というよりはM5超が濃厚、発生はもう近いものと考えている。やや遠方の場合は岩手周辺沖もある。


★☆読者からの画像紹介★☆
2001 06/16 19:29
こんばんわ。札幌の清藤です。
今の札幌の空の写真を送付いたします。
現在19:15です。
今日は天気が良くほぼ快晴状態ですが
TV塔の裏の自分の会社から見て
小樽方面から薄いとぎれた線の様な雲はありました。
しかし今見るとこんな雲が出ていました。
他に雲は藻岩山から雲が出てきたようです。

 ★クリスタルより〜 雲の種類としては所謂、高層系の巻雲や毛状雲の類です。晴れた時の刺激を受けた震源から、どこからともなく湧き出してきます。これらが放射状雲という定型的な地震雲を形成したりしますが、画像からは特に留意すべくものはなく、ただ刺激されている状態だと思います。


■■6月9日(土)夕方観測の該当地震が発生 !!■■
▲01 06 16 10 31 36.0 44.76405 141.18869 465.3 4.8 auto M4.8
 『十勝岳に出向いた帰り途中16時半頃、しだいに空の全面を覆いだした層雲に大深発地震(70�q〜数百�q)と思わしき大きな波状のうねりを目撃。震源方位は大凡、北西方面、雄冬〜留萌沖方面震源。果たして有感地震として記録されるかどうかは判らない。規模はM4.8±0.5、発生は6月15日まで。』
(2001 06/10 01:44 更新)
――結果考察――
 無感記録だとどうしても信憑性が乏しくなるが、現段階、上記無感地震が該当結果の可能性として有力と判断。震源は、利尻島南西沖465�qの大深発。観測地よりほぼ留萌沖方面にてほぼ推定通り、規模もピタリだ。ただこの位置このクラス、この深さだとどうしても無感で終止する可能性が濃厚。
 尚、有感は予想通りの未発だったが、予め無感が濃厚な中規模大深発などの場合は、実績記録表には一応、無感地震データを附して赤字で結果評価を付けたい。
 参照:地震データ利用システム
     北海道大学理学研究科
       地震火山研究観測センター
       http://hkdpub.eos.hokudai.ac.jp/harvest-cgi/harvest.pl


『2001年6月15日(金) 0時9分
上昇は千葉・館山、沈下は東京・江東
  =過去100年の変動比較−国土地理院(時事通信)
 過去約100年間に、日本列島で土地の高さが最も上昇したのは千葉県館山市の約1.7メートル、逆に最も下がったのは東京都江東区の約4.5メートルであることが、国土地理院が14日発表した全国の一等水準点の変動比較で分かった。上昇の理由は関東大震災による隆起で、下降は地盤沈下だという。
 一等水準点は主要国道沿いに約2キロごとに設置され、同院は定期的に全国水準測量を実施している。第1回(1883−1913年)と最近の第8回(86−99年)のデータを比較したところ、最も目立ったのは東北から北海道にかけての太平洋側の沈下。これらの地域がある北米プレートは、日本海溝で太平洋プレートが下に潜り込むため、引きずられて沈んだとみられる。』 
――――――――――――――[時事通信社]より転載
http://news.yahoo.co.jp/headlines/jij/010615/dom/00090000_jijdomx662.html