14日観測の該当地震、釧路沖M4.2が発生!
07/18 07:53:46 36.21N 71.00E 141.5 6.0Mb A アフガニスタン(日本時間)
07/18 14:44 37.0N 140.1E 10k 4.4Mb B 栃木県北東部(日本時間)
07/19 05:02 35.7N 140.8E 50k M4.4 千葉県北東部


◆◆7月19日、空知支庁・奈井江〜砂川より観測◆◆
 本日、朝から層雲の隙間を高層雲が覗いており、日中は全天にそれら筋雲・巻雲などが広がった。
 午後5時半〜、やや不明瞭な断層を伴う波状模様を持った雲、巨大帯雲?が見られた。予測震源方位はほぼ真東、根室沖方面。印象規模はM5級だが形状の明確さには欠ける。発生は7日以内としたい。
 また午後6時半〜午後7半頃、西南西に収束するかなり大きくシャープな腕を伸ばした放射状雲を観測。
 その放射の腕の一部は空の半分を完全に超えており、見事な鋭いシャープさが非常に印象的。それが夕日を浴びて黄金〜オレンジに染まっている。予測としては奥尻島周辺海域のM5級?、48h内前兆の印象。
以上、観測報告。

 11日に観測した鱗雲、青森県東方沖M5超級。また14日の鱗雲、十勝〜根室間(釧路沖震源が濃厚)のM4.2程度の予測地震が未だ発生していない。これらは遅れても16日の大トリガー中では発生するものと考えたが、本日の19日一杯(皆既月食+3日トリガー期間)にも発生しなければ外れを認めざる得ない。無感地震にそれらしきも見受けられるが、こちらも基本的には有感地震を想定している。観測当初から無感、或いは深発地震を予期する際にはそれも予め記述するよう努めている。
(私の場合、無感地震で終わりそうな地震やあまりに小さい規模、M4に満たない印象の雲については無視するか、または特別、観測報告とはしていない。)

 おっと、ちょっと待った!
 今、このままでHPにアップ掲載するところだったが、寸前で地震情報を再確認してみたところ、なんとなんと来てまオた。14日観測、15日更新のがやっと。
●07/19 21:25 42.8N 144.8E 50k M4.2 釧路沖
 規模はドン・ピシャリ。発生は満月・皆既月食トリガー内ぎりぎり(個人的に+3日期間を想定していた)。震源は浅いかと思ったが、そうでもなかった。最初から人の評価は求めていませんが、出来れば70点下さい!


 また出現。横須賀からもミミズの報告があった!
 まさかTVの「どうぶつ奇想天外」(地震前兆の一つとして、地殻から電磁波でミミズが這い出すことを紹介)を見て、急にミミズに目にとまる人が増えたとも思えませんが、これほど報告が相次ぐとなれば非常に不気味。報告が関東一帯に集中していますが、まさか本当の地震前兆? 地殻からの電磁波なのか??
 こちらでも昨年の8月に勤務先(写真記録在:ここは推定80匹位)と自宅周辺(数匹目撃)で、ミミズの這い出しがあった。雨は何日間も降っていず降雨の関係ではなく、全く原因不明だった。個人的にはその頃に無感で大きめの地震が近郊であったのではないかなどと疑っている。

 このところ、どうも地震雲の該当結果がでなくなっている印象。全国のあれほど出た前兆も同様に、何故か未発が多い。これは私もちょうど同じことを思案していたので、アッと思ったのだが、最新の岩瀬氏の見解で、今回のミレニアム級皆既月食の大トリガーは偶然にも抑圧する方向へと地殻に作用した可能性について述べている。
 また、これまでもその傾向はあったが、いよいよ迫った巨大地震の震源影響で中小の発生が押さえられ、或いは吸収されたような状況にも見え、それが益々恐怖感を募らせてくる。


●読者からの観測・地震雲画像レポート!

MARTINさんより
2000 07/18 23:51
「――白昼のイタチと和歌山市の雲――
7.18午後2時5分頃、道路を横断するイタチを同行者3人と目撃
しました。白昼にイタチが、通行量の多い道路を横断するなんて
はじめてみました。イタチって夜行性では?
イタチを見るのは、阪神大震災前以来の事です。
なお、放射状の雲などを撮影し、関連URLに提示しました。ご覧下さい。http://www.geocities.co.jp/NatureLand/5840/ 」

(クリスタルより〜 情報ありがとうございました。
 これは典型的で見事な放射状雲。和歌山市からみて東北東に収束しているということで、もっと近ければ伊勢湾・愛知県辺りにも思えます。写真からの印象規模ではM4級か?
 すみません。これ発生しましたね!
07/19 05:02:00 千葉県北東部 M4.4 50kmが該当地震でしょう。48h内で方位もバッチリです。)


『★ 19日朝、・・・・・略・・・・・。今回の完全直列トリガーは、どういう理由か、震源に対して抑圧的に作用した印象。これが何を意味するのか不明だ。しかし、梅雨明け自体もトリガーとなり、降雨の少ない空梅雨は、地震エネルギーが降雨を抑圧したことを示すと考える。通常、地震性地気(帯電エアロゾル)の強い地域には強い雨が降りやすいが、同時に、震源の発する超音波が雨雲を霧散させる作用があるようで、雨と地震は互いに抑圧しようとせめぎ合っているのである。今は、地震の勝ちになっているということだ。したがって、これから本番のエネルギー解放が始まると筆者は判断している。
 伊豆諸島の群発地震は、その規模からいって、相模トラフのつっかい棒を外し、積年の歪みを解放するに十分な効果が生まれたと考えるしかない。何度も書いたが、三宅島西方海域から地震が始まって、相模トラフ沿いに震源が北上しており、次は大島近海でM6級が発生するなら、この傾向は三浦半島方面まで北上し、ついにはM8級、関東大震災を発生させると考えている。』
―――――――――――――『東海アマ地震予知研究会』より転載

『★ 19日朝、KKさんより
朝日新聞WEB 7/19 (00:40) 「三宅島のマグマは地下深くへ 火山噴火予知連が見解発表」
 火山噴火予知連絡会は18日、伊豆部会を開き、火山活動が続いている伊豆諸島・三宅島の雄山(おやま)の活動について、「山頂噴火した噴出物の中に新しいマグマ起源と考えられる物質はなかった」として、山頂噴火に新しいマグマの関与はないとの見方を示した。予知連はこれまで「マグマ上昇の可能性もある」としていたが、それを改めた。ただ、「今後も水蒸気爆発が起こる可能性はあり、火山灰が山ろくに降ることがある」と警戒を呼びかけた。
 予知連によると、全地球測位システム(GPS)の観測データなどからマグマは深いほうへ移動しているとみられる。それによって雄山の山頂の地下に巨大な空洞ができ、山頂部が陥没した。陥没は18日現在、直径約1キロ、深さ約300メートル―400メートルにわたる。 地震は、地下の空洞が崩落することで発生しているという。また水蒸気爆発は、空洞の底のマグマに岩石が崩落して地下の水蒸気の圧力が高まったことで起こったとみられる。降灰は、厚いところで15センチに上るという。』
――――――――――――『東海アマ地震予知研究会(掲示板)』より転載

 岩瀬氏による19日夕方の最新更新、茨城沖〜福島沖のM4級。発生は7日後の26日頃までとのこと。また、電波異常からは、明らかな大型で北海道・津軽海峡方面の前兆。そして山陰・山陽地方の強い前兆を示すという見解があった。