2006年10月の記事


現代史研究会10月例会のお知らせ
現代史研究会10月例会(第445回)のお知らせ

日時:  2006年10月21日(土)午後4時〜7時
場所:  専修大学神田校舎第7号館6階764番教室
      http://www.acc.senshu-u.ac.jp/koho/campus/index06a.html

報告者:板橋拓己氏(北海道大学大学院法学研究科博士課程)
論題: ドイツ問題と中欧連邦構想―1848年革命期のコンスタンティン・フランツの思想を題材にして―

要旨:1848年革命前後に噴出したドイツ問題をめぐる領域構想の中で、特にコンスタンティン・フランツ(1817-91)の中欧連
    邦構想に着目し、その可能性と問題点、そして現代的意義を考えたい。
コメント:松本彰氏(新潟大学)
  *  *  *
*10月例会より、2006年度運営委員が担当いたします。1年間よろしくお願い申し上げます。
 白川耕一(国学院大学兼任講師 委員長)、芦部彰(東京大学)、中込さやか(東京大学)、荻谷唯子(東京大学)、畔上舞(青山学院大学)、小金澤葵(東京大学)
*例会報告者を募集しております。ご希望の方は運営委員にまでご連絡ください。

*次回11月例会は11月11日(土)、報告者は竹本真希子氏(広島大学)、コメンテーターは芝健介氏(東京女子大学)の予定です。

現代史研究会ホームページ
http://wwwsoc.nii.ac.jp/ssmh/index.htm

現代史研究会所在地
〒153-8902 東京都目黒区駒場3−8−1
東京大学大学院総合文化研究所石田勇治研究室気付 
現代史研究会

現代史研究会運営委員
白川耕一
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東欧史研究会10月例会のお知らせ
東欧史研究会10月例会 『東欧史における「近世」』


日時:
10月29日(日)14:30〜17:30(延長可)


場所:
東京外国語大学本郷サテライト 4階セミナー室
(東京都文京区本郷2-14-10 東京メトロ丸ノ内線:
本郷三丁目駅 1番出口下車徒歩3分等 
詳しくは下記リンクをご覧ください)
http://www.tufs.ac.jp/common/satellite/



報告:

戸谷浩氏
「祖型と他者の狭間で
――「東欧」近世史の基本的枠組み(仮題)」

小山哲氏
「「東欧」から「東中欧」へ?
――ポーランドにおける近世史研究の60年」(仮題)」

秋山晋吾氏
 「東欧の「18世紀」(仮題)」



東欧史研究会
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
東京大学教養学部ロシア語共同研究室内
URL:http://www.na.rim.or.jp/~aees/
委員会メールアドレス:aees@na.rim.or.jp
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歴研近代史部会10月例会のお知らせ
西洋近現代史研究会会員の皆さま

近現研編集委員の鹿住と申します。
歴研近代史部会の10月例会の案内を投稿させていただきます。
すでに、ご承知の方もいらっしゃると思いますが、
以下の案内をご一読のうえ、
ふるってご参加いただければと思います。
何卒よろしくお願い申し上げます。

鹿住 大助
(KAZUMI Daisuke)
d_kazumi@xd6.so-net.ne.jp


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歴史学研究会近代史部会 10月例会のご案内

前略 近代史部会では下記の日程と内容で10月例会を開催いたします。当日は、本年度近代史部会大会「『宗教/世俗』の近代」での議論を発展させ、中嶋久人氏・新井正紀氏の両名に下記のタイトルと内容でご報告をお願いすることとなりました。多くの方にご参加いただき、活発な議論をおこなうことができれば幸いです。
連絡が開催日間際になり申し訳ございません。
ご多用中とは存じますが、みなさま誘いあわせのうえ、ぜひともお越しくださいますようお願い申しあげます。
                            草々

日 時  2006年10月8日(日) 14:00〜17:00
会 場  専修大学神田キャンパス1号館 103教室
      東京都千代田区神田神保町3−8
      水道橋駅(JR)西口より徒歩7分
      九段下駅(地下鉄/東西線、都営新宿線、半蔵門線)出口5より徒歩3分
      神保町駅(地下鉄/都営三田線、都営新宿線、半蔵門線)出口A2より徒歩3分
       *大学周辺・学内の地図は、下記をご参照ください     http://www.acc.senshuu.ac.jp/koho/campus/index06a.html
http://www.acc.senshu-u.ac.jp/koho/campus/index06b.html

内 容  <報告>
      中嶋久人 氏(早稲田大学)
       「マルチルドム」論をめぐる論争―福澤諭吉の政治思想における宗教的動機(仮題)
      新井正紀 氏(千葉大学)
       ソ連邦における政教分離と反宗教政策―戦闘的無神論者同盟の思想的基盤と活動実践
     <コメント>
      與那覇潤 氏(東京大学)

<中嶋久人氏 報告要旨>
 本報告は、福澤諭吉の「学問のすすめ」第七編において展開されている「マルチルドム」(殉教)論を対象として、そこで展開されている政治思想に内在する宗教的契機について考察する。第一に、福澤の「マルチルドム」論の原型となったウェイランド(アメリカ人)のそれと比較考察し、ウェイランドの論理に内在した宗教的契機を福澤がいかに受け取ったのかを検討してみたい。第二に、福澤の「マルチルドム」論を、神道国教化志向が強かった当時の新聞世論がいかに理解/誤解し、福澤がどのような回答を行ったのかを検証してみたい。また、可能ならば、第三に、「マルチルドム」論を福澤の論理とは違う形で自らの志向にひきよせ、誤読しつつ継承していったことを展望してみたい。そして、日本の近代政治思想において、宗教的契機がどのように扱われていることを考える一つのきっかけにしたいと考えている。

<新井正紀氏 報告要旨>
 本報告の課題は、近代化過程で現れた西欧における所謂「政教分離」、「信仰の自由」という政治と「宗教」の新たな線引きという事態を、ソ連邦において考察することである。無神論を標榜する共産党が権力を握るソ連邦の反宗教政策によって、「西欧型」の「政教分離」、「信仰の自由」の枠を遥かに越えて帝政ロシア政府とロシア正教の関係は一変し、階級闘争の一環として積極的に反宗教闘争が行われた。本報告では、第一にマルクスからレーニン、そして反宗教政策の実践責任者であったヤロスラフスキーに至るまでの反宗教思想の継承過程をまとめ、第二にその思想を基礎とした実践をウラル地方における戦闘的無神論者同盟の活動を対象として考察する。

*当日は、資料代300円の徴収にご協力ください。

*配信先の変更・配信中止のご希望などがございましたら、
 担当者までご一報くださいますようお願いいたします。


連絡担当 鹿住大助(近代史部会運営委員)
(KAZUMI daisuke)
d_kazumi@xd6.so-net.ne.jp
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