なんやかやと
物が次から次へと壊れていく。
それも不思議な壊れ方で。

物が壊れるときは
自分なり誰かが怪我をしそうなとき
物が身代わりとなって壊れてくれたのだという話を聞いたことがある。

そんなことを思っていたら
息子が壁に足をぶつけて
爪を剥がしてしまった。

「マキロン塗っときゃ大丈夫。」
という息子を連れて救急病院へ

妻も一緒についてくる。

そのままでもよかったのかも知れないけれど

息子の心の中に
父母と一緒に行動した思い出がひとつ増えるかと思うと
ちょっとうれしくなってしまった
罰当たりなサム父である。