午前3時
久しぶりに夢を見た。

誰か女のひとと眠りについたのだが
目覚めたときには、そのひとは居なくなっていた。

夢の中の私は少年で
顔をあわしたことはないが
家の中に私の世話をしている女のひとがいる。

私はそのひとのことを「よね」と呼んでいた。

「よね」なんていう名前、どこから出てきたのか不思議に思っていたら
部屋のかたすみに、ずっと昔に買った本があった。

「およね平吉時穴道行」 著者 半村 良

記憶が飛んでしまっていて内容はとんと覚えていない。

またいつか、読んでみよう。