「共感的理解」「無条件の肯定的関心」「自己一致 」 「傾聴 けいちょう Active Listening」240407
「共感的理解」「無条件の肯定的関心」「自己一致 」 「傾聴 けいちょう Active Listening」240407

厚生労働省が開設しているのか、「こころの耳」のページで「積極的傾聴」を読んでみるに。

USAの心理学者にしてカウンセリングの大家たるカール・ロジャーズ(Carl Rogers)が提唱したもの、と。

担当したカウンセリング事例(クライエント)を分析し、友好事例に共通する「聴く側の3要素」を示す。

1)「共感的理解」=話を相手の立場、相手の気持ちに共感しつつ理解
2)「無条件の肯定的関心」=(安心して話できるよう)善悪の評価、好き嫌いの評価を入れず聴く。話を否定せず、なぜそのように考えるか、その背景に肯定的な関心を持り聴く
3)「自己一致」=真摯な態度&話が分かりにくければ分かりにくいと伝え。真意を確認。

2011年3月11日、東日本大震災。
その後の12年4月から始まった「東北発☆未来塾」。
その番組で、「ガンジー和尚の聴くチカラ」シリーズが3週にわけ、放送された。

曹洞宗の寺院住職、金田諦應(かねたたいおう)師が呼びかけ、キリスト教も含めた聖職者たちが参加した。
「傾聴への道は寺から発す」「言うは易(やす)く “聴く”は難し」「“傾聴”の道も一歩から」の三回。
最終回では「塾生(東北出身の若者たち)だけで仮設住宅に暮らす人たちから話を聞くことであり、そのために必要な傾聴のツボを学ぶ」を、取り組んでみた。

毎回20分の番組。録画教材で紹介してみたが、若者の心に残ったであろうか。