春採湖=タンチョウ飛来地 釧路市千代ノ浦・千歳町・鶴ケ岱の町名由来
 春採湖=タンチョウ飛来地 釧路市千代ノ浦・千歳町・鶴ケ岱の町名由来

 千代ノ浦(ちよのうら)
 =「湖水に丹頂の鶴を見ることがあるに因み千代の浦と」
 千歳町(ちとせちょう)
 =「此辺時に丹頂の鶴の飛翔を見る鶴は千年の齢を保つと云う故事に因み千歳町と」。
 鶴ケ岱(つるがだい)
 =「東南は春採湖に接し風光絶勝時に丹頂の鶴の飛来するを見る又本市市街地区中唯一の樹木地帯」

千代ノ浦(ちよのうら)
命名理由
旧名春採の一部にして其の西端海岸は夷名「ヰヨロト」(此の奥に沼あり厚司織を浸す義)と称す南は太平洋岸に沿い東北部は春採湖に接し清き海水を擁し風光絶佳なるを以て追遙に適す現今魚類の化製場多しと雖も漁港完成の暁は漸次移転さるべきものとす湖水に丹頂の鶴を見ることがあるに因み千代の浦と命く

千歳町(ちとせちょう)
命名理由
旧名春採の一部に属し南は春採湖を望み風光明眉住宅地に適す西端に湖畔病院あり此辺時に丹頂の鶴の飛翔を見る鶴は千年の齢を保つと云う故事に因み千歳町と命く

鶴ケ岱(つるがだい)
命名理由
旧名春採の一部にして概ね公園地域とす本地区の特色は本市最高の丘陵地にして往時は鬱蒼たる自然林を形成せるも惜むらくは現今鳥害又は盗伐の為め大半樹木を失いたり植樹の好適地なれば将来頗る有望の公園地となるべく嘱目されて居る上水道貯水池、ろ過池等は其高地にあり2ヶ所のグラウンドを有し西端に県社の境内予定地あり既に土工は略々完成せるを以て遠からず厳島神社は此地に遷座されるのであろう東南は春採湖に接し風光絶勝時に丹頂の鶴の飛来するを見る又本市市街地区中唯一の樹木地帯たるに因み鶴ヶ岱と命く
(「釧路市の町名の由来」  https://www.city.kushiro.lg.jp/machi/tkeikaku/1006116/1006187/1006191.html)