「いつ帰ってもキレイ」「ふるさとに希望をもってもらいたい」 <ひとモノガタリ>nhkG
 若者が戻ってきた時
 「いつ帰ってもキレイ」「ふるさとに希望をもってもらいたい」「立派に再生の姿をみせたい」。



 決意の日は遠くさかのぼる・
 20歳代の母として、PTAの会合で「地域の何に、どこに思い入れをもって、過ごすか」。

 思いついた桜の植樹。
 目標は2万本。年に10回の植樹会、これまでに1万2000本を植えた。植えて30年後、若者に見てほしい。

 3人の人柄を紹介。
 「桜、植える」を発願の66歳。東日本大震災でその思いは、いっそう強くなった。
 「桜を植える」を支援する高校3年生。将来は地元で小学校教員をめざす。当初は色濃かった「まわりのヒトに求めている」点。
 「桜を植える」に参加しつつも、「東京で就職を考える高校生」。同年代の子が全国から集まっての討論で、「私たちはここで、生きているんだ」「好きキライではない、生きなければいけないのだ」=口下手な少年が、勇気ある発言。

 桜を植える高校生は一様に思う。
 「桜にシンボル化されたマチを」「桜の魅力のあるマチに企業が来てくれて、若者が就職に苦労することなくない地域を」。
 「魅力的なふるさとを創る」「魅力があれば、若者は戻ってくるはず」「地元のヒトも、観光で訪れる人も、生きていくゾー」。 

 nhk<ひとモノガタリ>「桜とわたしの子どもたち~若木に託す思い~」。200506 nhkG