自分の人生の変化、人生の思いの変化が表現され、綴ること 馬場あき子200105ETV
自分の人生の変化、人生の思いの変化が表現され、綴ること 馬場あき子200105ETV
カテゴリ:記録
​ 「(日本は)植民地をもった。もっとも卑劣なことは言葉を奪ったことです」。



 「(毎年、桜を読む、水を詠っていると)自分の人生の変化、人生の思いの変化が表現され、綴ることができます」。

 「歌は短い器のなかで言葉を凝縮でき」「ことばは日本語をみがく砥石」。

(以下、番組案内)
 歌人・馬場あき子さん、91歳。
 その原点は戦争体験。戦後の焼け野原の中ではじめて、自分が一個の“物”ではなく、一人の“人間”であることに気づいたという。
 その後、教師となり、歌を詠みながら、能や古典の研究にも打ち込んできた馬場さん。
 たとえ国が滅んでも、歌や芸能によって言葉が守られれば、人々の“いのち”は失われないと語る。
 常に心に一匹の“鬼”を飼ってきたという馬場さんの半生と数々の歌をたどり、話を聞く。【出演】歌人…馬場あき子 「​こころの時代~宗教・人生~「歌詠みとして今を生きる」 ​