<移動 兼 書斎>公共交通191205.
<移動 兼 書斎>公共交通191205.

公共交通。
その持続のカギは、市民の「公共交通に乗る文化」。その定着と広がりにある。そうでは、あるまいか。

JR北海道がすすめる「かよエール 特急定期券」の吊り下げ広告。
「一人暮らしより断然おトク」と朱字記載。約10万円に×印をくわえ、「自宅で家族と暮らせて毎日うれしい!」



 「特急列車でラクラク通える」とは緑字で一筆。「毎日の通勤・通学時間がグンと短縮!」

「帰宅に困らない」は紫字で。「夜間も充実したダイヤで残業や飲み会があっても大丈夫」。

 <むすび>に「かよエールでゆとりの通勤・通学」とある。

ただし、ここまでに未記載の一項目が。それは「乗車中は読書や仕事」と緑の書体で示す。つづけて「時間の有効活用、渋滞のイライラからも解放!」、と。

道央圏。L特急のシステムが装備されている地域を念頭に、「二世帯にして一人暮らしするよりも」のキャンペーン。

公共交通は「移動 兼 書斎」。その暮らしを29年、続けたことがある。しかし、やめざるをえなかった。
その理由は。最低でも30分に一便のダイヤ。早朝、7時に目的地到着、夜22時台に便がなくては。