越後交友録
「(高齢となり)来年から賀状は不要」と申されていた、新発田市出身のお方に一文を差し上げた。

 「(昨年9月)新潟市へ出かけて、在住のイトコたちに祖母の里方を案内してもらいました。村松、五泉は初の訪問、15年ぶりに巻町を訪ねました」。

 なんと、返信をいただいた。
 「返信無用といわれましても郷里のことについては眠りし我輩も醒めます。我が少年の頃は五泉・村松といわれており、テニスが我等と同じ位でした。三回戦頃、皆消えていました。(旧制)巻中には韋駄天の様な速い者が多くいました。田舎の学校としてはピカ一でしたねー。巻(まき)は確か喧嘩凧で有名でしたよ」。

 後輩のお方、ご健闘を。(写真は砂浜海岸に立地する新潟港。佐渡行きの船が出発)。