若者が生きられる社会
 「若者が生きられる社会」。雑誌『世界』10月号が届けられ、特集は「若者が生きられる社会」。
おまけに誌面広告には『官製ワーキングプア』=「自治体の非正規雇用と民間委託」。

 派遣、契約、請負、委託が横行。労働、社会保障政策の転換を求める提言が各界から寄せられている。新自由主義、小泉改革。努力してもしなくても平等はおかしい。平等とは「努力した人が優遇される
のが当然」と市場原理主義、自己責任は、食って寝て、通勤するだけの生活費ではなく、それら自体が保障されない雇用がある。

 ネットカフェ難民、ワーキングプア。それが民間だけでなく、官界にもひろがっている。ユニオンはこの現状を緩和できるのか。総選挙の前に、読んでおきたい。