きままなメモ帳

ビタミンB2は、水溶性のビタミンの一種で、リボフラビンとも呼ばれます。糖質や脂質、タンパク質の代謝やエネルギー産生に関わり、皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生を助ける働きがあります。
ビタミンB2の主な働きは次のとおりです。
●エネルギー産生や成長・発育を促進する
●活性酸素を除去する
●皮膚や粘膜、髪、爪などの細胞の再生を助ける
●赤血球の生成に関わる
ビタミンB2は、体内で作ることができないため、食事やサプリメントなどで摂取する必要があります。特に脂質の代謝に欠かせないビタミンで、ダイエット中や脂っこい食事が多い人、エネルギー消費量が多い人は積極的に摂取しましょう。
ビタミンB2は、肉類（特にレバー）、牛乳・乳製品、卵などに多く含まれています。調理の際はホイル焼きにしたりスープにしたりして全体を食べられるようにすると、ゆで汁や煮汁に流出するビタミンB2の量を抑えることができます。また、光に弱いので冷蔵庫などに入れて保存しましょう。
ビタミンB2の1日の摂取推奨量は、年齢や性別によって異なります。2020年版食事摂取基準では、男性が1.6mg、女性が1.2mg、妊娠中は1.5mg、授乳中は1.8mgが推奨量とされています。