もっと知りたい免疫
小野薬品工業株式会社のサイトから抜粋
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免疫とは、自分ではない「異物」を見分けて攻撃し、取り除くシステム
「免疫」とは、病原体(細菌やウイルスなど)や病原体に感染した細胞、正常な細胞に異常が起こって発生したがん細胞などを、自分にとっての「異物」と見なして、攻撃し取り除くはたらきのことです1,2)。臓器移植後に起きる拒絶反応も、他人から移植された臓器を異物と認識して排除しようとする、免疫のはたらきによるものです。



免疫は、いつも同じ状態ではありません。異物を取り除くために強まったり、自分の体(細胞)を攻撃し過ぎないように弱まったり、体を健康に保つためにうまくコントロールされています。

免疫を担当する免疫細胞
免疫は、脳や心臓のような特定の臓器がそのはたらきを支えているわけではありません。「免疫細胞」とも呼ばれる白血球などの細胞が中心となって、免疫を担当します。白血球には、下図のようないろいろな種類があり、それぞれが連携して「免疫」というシステムが構築されます2)。