2010 05/11 12:32
Category : なんちゃん色の日記
wrote A162674 2009 08/16 06:12
葉月と二人で手を繋ぎながら戻ってきました。

私は今、ネットカフェにいます。12時間のパスを買いました。
もう既に2時間が過ぎようとしています。入力フォームを前にして悩む私が居ます。
これから赤裸々に綴ります。
時計の針は午前零時を迎えようとしています。
8月7日の日記は未だ一言も記していない。そして、葉月の日記には意味深なことが記されているよね。そこから話を始めることにしましょう。
忘れもしない先週の金曜日の深夜の出来事でした。それは葉月の布団で二人仲良く眠っていたときに掛かってきた電話がコトの始まりでした。電話のある部屋は隣の部屋。。そこは子供の部屋ですから子供が応対に出ます。そして、「とーちゃんが来る!!」・・・事件が起きました。
今迄も幾度か車で近くに来た時には家へ寄っていた様子でした。夫婦が離婚しても親子は親子。父親が子供に会いに来ることもあるでしょう。でも、その日は私が泊まっていたのです。子供が気を利かせて断った様子でしたが逆に感づかれたのでしょう。
隣の6畳間に私とパジャマ姿の葉月。そして、元夫と子供である次男の4人が揃いました。私も葉月もいつかはこの日が来ることを予想していました。それにしても初めて見る葉月の元夫の顔は逞しかった。私の倍はあろうかと思う太腿や二の腕は圧倒的でしたし、第一関節から詰めた薬指も謂わずとも解かるものでした。
私は何一つ怯むことなく冷静でしたし、目を見て話を聞けました。話をすれば性格も少なからず分かってくるし、短所や長所もみえてきます。波乱万丈な人生を送ってきた気配を少し感じました。
ある事情の為に離婚した二人なのは承知でした。そして、元夫がいつかは復縁して家族4人で暮らすことを考えていることも分かりました。元夫が離婚前から彼女を作っているにも関わらず。。
元夫の話からは金の力だけしか感じるものがありませんでした。億の負債はあるが億の貸しもある。。離婚だって負債を免れるためのもの。。葉月の部屋にある幾つもの電子ピアノも金の力なのでしょうか。そして、愛人を作るにも金の力が必要だって話された時には悲しくなりました。愛人なんてひと時も思ったりしない、恋人なのに。。
話の途中で葉月が私の事を大好きな人、愛している人ってはっきり言いました。別れた元夫とは復縁しないってはっきり言いました。言い切りました。このアパートを出て行くのも辞さないって言いました。
葉月が仕事していられるのも、アパートに住んでいられるのも元夫の御蔭なんです。そのアパートに住むにあたり約束事がありました。それは、「子供の影響を考えて、男を引っ張り込んで一緒に住まないこと」でした。その男とは私の事でしょう。離婚前から存在に気がついている筈ですから。
話し合いは深夜遅くまで続きました。その殆どが元夫の話でした。でも、私の愛の力は伝わっていたと思うし、話を真摯に聞く姿も伝わっていたと思う。私には金の力は無い、けれど、愛の力は負けないと思いながら・・・氷水よりも珈琲が飲みたいって思っていた。
やがて長男も交えて話し合いを後日にすることで元夫は出て行った。二人っきりで話がしたいと言って子供を連れて。私は眠かった。葉月も勿論眠かっただろう。抱きしめ合いながら眠る。
すぐに朝がやってきた。私の心はぐらついていた。どうすれば葉月が幸せになれるか考えていた。隣の部屋で眠っている子供が起きないうちに横浜のホテルに移る。SBの携帯を部屋に残して。。今日が最後と思いながら葉月を愛した。。
これが8月7日の日記。心の中に閉じ込めていた日記。
私には金の力は無い、されど、愛の力は誰にも負けない。
ここまで来るまで色々ありました。仕事帰りに電車に飛び乗ったのも幾つかあった。葉月が困っているからなんとかしなきゃ。。その想いだけで行ったこともあった。身体を重ねる愛よりも、想いやる気持ちの愛のほうが尊いと思う。
あの日の話し合いで「私に妻と5人の子供が居る」って私が話したときに、元夫の表情が一瞬変わったのを見逃しませんでした。「奥さんは知ってるの」と元夫。「全て承知の上」と私。
子供を育てたことがある親なら分かるでしょう。子育ての難しさを。。しかも男の子ばかりの5人です。涙なしでは語ることができません。それほど大変でした。でも、心根の優しい子供に育って報われています。
私には妻がいます。その上で葉月とは愛し愛される仲です。これって不倫とか浮気っていうのだろうな。繭をひそめる人もいるでしょう。。でも、私にはそんな感覚が一切無いのです。
葉月に逢いに行くときにも「気をつけて行ってらっしゃい」って玄関で見送られています。しかもキスされて、小遣いが無いときには電車賃と食事代を手渡されて。たぶん妻の愛の力の方が強いと思う。ううん、葉月の方が強いかな。。
ネットカフェに来て8時間が過ぎました。時計の針は5時を回っています。

妻には最初から正直に話してきました。
少しずつ葉月のことを馴染ませました。
二人とも愛するからって。
愛する人が愛する人を愛しなさい。
好きな人が好きな人を好きになりなさい。
そう言い聞かせました。
身体を重ね合うことだけが愛の形でないことも。
思い遣る気持ちでも幸せになれる愛の形だと思う。
.
■愛の形
そろそろ身体の限界が近くに迫っています。
前置きはこれくらいにして本題に入ろうと思う。
ともあれ、私が全て悪かったのです。謝ります。ご免なさい。
ことの始まりは8月13日の私の「妹へ」と題した日記だった。
この日は喫茶店で携帯片手に調べ物をしていました。
エクラ全員の掲示板をスパムに荒らされていないか詳しく調べていました。
そのあとビールを飲んで茹蛸状態、顔真っ赤でした。
葉月が用意してくれた日記の領域に書いたのは午前零時を回っていました。
しかも眠いし、ほろ酔い加減だし。。
葉月の日記を読んだ後だったし。。
携帯からだったし。。
つまりは半分ヤキモチを含む愛の形でもあったのです。
葉月のことを愛してるのに・・・。
(^-^y は喜んでいる顔文字なのに。。
早とちりしてしまった葉月は返し技を仕掛けてきました。
「妹へ」とかけて「兄へ」ときました。
さらに「また逢う日まで」を綴って追い打ちをかけて来ました。
さらに掲示板へ「お知らせ」を載せて。。
ログの全て、友達登録の全てに足跡を付けまわってとどめをさしました。
時既に遅し・・・コメントを読んで、
その日の昼に実家へ向かう電車の中で涙が溢れて・・・。
涙でくしゃくしゃになった葉月がいました。
私も泣いていました・・・馬鹿!早とちり!!
私は昨日の15日は仕事でした。
朝早くから葉月と携帯で話し合いました。
仕事の合間や終わってからも何度も話しました。
写メールも何度も交わしました。
どうしよう・・・
出るに出られない状態になりました。
私がなんとかするから安心して。
それまでは二人とも足跡すら残せないって。。
葉月は夕べ遅くまで見守っていました。
葉月は私のIDでログインしているから足跡が残りません。
ああ、ドジね。。自分のサイト開いたから着いたみたい。
葉月はこの時間、もう起きて静かに見守っているでしょう。
隠すことは良くない。。
正直に話せば分かってくれるって(^-^y
小さな旅に出るって書いたのにすぐに戻るのはバツが悪いわ。
葉月は、そう言いながらしょげています。
許してあげて下さい。
ついでに私も。
本当にお騒がせしました。
私も葉月もサイトも既に一心同体です。
片方が休めば片方も動かせません。
それほどに深い愛で繋がっています。
真っ直ぐな愛の形です。
**************************************************
葉月です。
ご心配をお掛けして申し訳ありません。m(_ _)m
私が此処から居なくなってしまったら
なんちゃんは途方に暮れてしまうだろう。
そんな事を思いながら
8月14日の日記を綴りました。
行くあてなど何処にもない筈なのに
旅に出ます。と、そう日記に綴りました。
パソコンの前で暫く泣いていました。
涙で文字が霞んでいました。
ピアノを弾いている時も。。
私は実家に向かう電車の中で
サイトをチェックしていました。
そこで目にしたのは
友達からのメッセージでした。
溢れ出る涙を拭きながら何度も読み返しました。
私はけじめをつけるために最後の日記を綴ったのです。
今は辛いけれどこれで良いんだ。
そう自分に言い聞かせながら。
次の朝、なんちゃんから電話がありました。
「妹へ」その日記を書いた理由も教えてくれました。
私は疑うこともなく、その日記を本心から
書いたものだとすっかり信じていました。。
随分と悩みました。ですが・・・心に決めました。
やっぱり私はなんちゃんを1人にしてはおけない。
だって、想いは変わらないのですから。
これからは、周りに居てくれる家族や
友達を大事にしながら
2人のサイトを心の拠り所となるような場所に
育てて行きたいのです。
これからも2人で仲良くがんばります。(*^_^*)
葉月と二人で手を繋ぎながら戻ってきました。

私は今、ネットカフェにいます。12時間のパスを買いました。
もう既に2時間が過ぎようとしています。入力フォームを前にして悩む私が居ます。
これから赤裸々に綴ります。
時計の針は午前零時を迎えようとしています。
8月7日の日記は未だ一言も記していない。そして、葉月の日記には意味深なことが記されているよね。そこから話を始めることにしましょう。
忘れもしない先週の金曜日の深夜の出来事でした。それは葉月の布団で二人仲良く眠っていたときに掛かってきた電話がコトの始まりでした。電話のある部屋は隣の部屋。。そこは子供の部屋ですから子供が応対に出ます。そして、「とーちゃんが来る!!」・・・事件が起きました。
今迄も幾度か車で近くに来た時には家へ寄っていた様子でした。夫婦が離婚しても親子は親子。父親が子供に会いに来ることもあるでしょう。でも、その日は私が泊まっていたのです。子供が気を利かせて断った様子でしたが逆に感づかれたのでしょう。
隣の6畳間に私とパジャマ姿の葉月。そして、元夫と子供である次男の4人が揃いました。私も葉月もいつかはこの日が来ることを予想していました。それにしても初めて見る葉月の元夫の顔は逞しかった。私の倍はあろうかと思う太腿や二の腕は圧倒的でしたし、第一関節から詰めた薬指も謂わずとも解かるものでした。
私は何一つ怯むことなく冷静でしたし、目を見て話を聞けました。話をすれば性格も少なからず分かってくるし、短所や長所もみえてきます。波乱万丈な人生を送ってきた気配を少し感じました。
ある事情の為に離婚した二人なのは承知でした。そして、元夫がいつかは復縁して家族4人で暮らすことを考えていることも分かりました。元夫が離婚前から彼女を作っているにも関わらず。。
元夫の話からは金の力だけしか感じるものがありませんでした。億の負債はあるが億の貸しもある。。離婚だって負債を免れるためのもの。。葉月の部屋にある幾つもの電子ピアノも金の力なのでしょうか。そして、愛人を作るにも金の力が必要だって話された時には悲しくなりました。愛人なんてひと時も思ったりしない、恋人なのに。。
話の途中で葉月が私の事を大好きな人、愛している人ってはっきり言いました。別れた元夫とは復縁しないってはっきり言いました。言い切りました。このアパートを出て行くのも辞さないって言いました。
葉月が仕事していられるのも、アパートに住んでいられるのも元夫の御蔭なんです。そのアパートに住むにあたり約束事がありました。それは、「子供の影響を考えて、男を引っ張り込んで一緒に住まないこと」でした。その男とは私の事でしょう。離婚前から存在に気がついている筈ですから。
話し合いは深夜遅くまで続きました。その殆どが元夫の話でした。でも、私の愛の力は伝わっていたと思うし、話を真摯に聞く姿も伝わっていたと思う。私には金の力は無い、けれど、愛の力は負けないと思いながら・・・氷水よりも珈琲が飲みたいって思っていた。
やがて長男も交えて話し合いを後日にすることで元夫は出て行った。二人っきりで話がしたいと言って子供を連れて。私は眠かった。葉月も勿論眠かっただろう。抱きしめ合いながら眠る。
すぐに朝がやってきた。私の心はぐらついていた。どうすれば葉月が幸せになれるか考えていた。隣の部屋で眠っている子供が起きないうちに横浜のホテルに移る。SBの携帯を部屋に残して。。今日が最後と思いながら葉月を愛した。。
これが8月7日の日記。心の中に閉じ込めていた日記。
私には金の力は無い、されど、愛の力は誰にも負けない。
ここまで来るまで色々ありました。仕事帰りに電車に飛び乗ったのも幾つかあった。葉月が困っているからなんとかしなきゃ。。その想いだけで行ったこともあった。身体を重ねる愛よりも、想いやる気持ちの愛のほうが尊いと思う。
あの日の話し合いで「私に妻と5人の子供が居る」って私が話したときに、元夫の表情が一瞬変わったのを見逃しませんでした。「奥さんは知ってるの」と元夫。「全て承知の上」と私。
子供を育てたことがある親なら分かるでしょう。子育ての難しさを。。しかも男の子ばかりの5人です。涙なしでは語ることができません。それほど大変でした。でも、心根の優しい子供に育って報われています。
私には妻がいます。その上で葉月とは愛し愛される仲です。これって不倫とか浮気っていうのだろうな。繭をひそめる人もいるでしょう。。でも、私にはそんな感覚が一切無いのです。
葉月に逢いに行くときにも「気をつけて行ってらっしゃい」って玄関で見送られています。しかもキスされて、小遣いが無いときには電車賃と食事代を手渡されて。たぶん妻の愛の力の方が強いと思う。ううん、葉月の方が強いかな。。
ネットカフェに来て8時間が過ぎました。時計の針は5時を回っています。

妻には最初から正直に話してきました。
少しずつ葉月のことを馴染ませました。
二人とも愛するからって。
愛する人が愛する人を愛しなさい。
好きな人が好きな人を好きになりなさい。
そう言い聞かせました。
身体を重ね合うことだけが愛の形でないことも。
思い遣る気持ちでも幸せになれる愛の形だと思う。
.
■愛の形
そろそろ身体の限界が近くに迫っています。
前置きはこれくらいにして本題に入ろうと思う。
ともあれ、私が全て悪かったのです。謝ります。ご免なさい。
ことの始まりは8月13日の私の「妹へ」と題した日記だった。
この日は喫茶店で携帯片手に調べ物をしていました。
エクラ全員の掲示板をスパムに荒らされていないか詳しく調べていました。
そのあとビールを飲んで茹蛸状態、顔真っ赤でした。
葉月が用意してくれた日記の領域に書いたのは午前零時を回っていました。
しかも眠いし、ほろ酔い加減だし。。
葉月の日記を読んだ後だったし。。
携帯からだったし。。
つまりは半分ヤキモチを含む愛の形でもあったのです。
葉月のことを愛してるのに・・・。
(^-^y は喜んでいる顔文字なのに。。
早とちりしてしまった葉月は返し技を仕掛けてきました。
「妹へ」とかけて「兄へ」ときました。
さらに「また逢う日まで」を綴って追い打ちをかけて来ました。
さらに掲示板へ「お知らせ」を載せて。。
ログの全て、友達登録の全てに足跡を付けまわってとどめをさしました。
時既に遅し・・・コメントを読んで、
その日の昼に実家へ向かう電車の中で涙が溢れて・・・。
涙でくしゃくしゃになった葉月がいました。
私も泣いていました・・・馬鹿!早とちり!!
私は昨日の15日は仕事でした。
朝早くから葉月と携帯で話し合いました。
仕事の合間や終わってからも何度も話しました。
写メールも何度も交わしました。
どうしよう・・・
出るに出られない状態になりました。
私がなんとかするから安心して。
それまでは二人とも足跡すら残せないって。。
葉月は夕べ遅くまで見守っていました。
葉月は私のIDでログインしているから足跡が残りません。
ああ、ドジね。。自分のサイト開いたから着いたみたい。
葉月はこの時間、もう起きて静かに見守っているでしょう。
隠すことは良くない。。
正直に話せば分かってくれるって(^-^y
小さな旅に出るって書いたのにすぐに戻るのはバツが悪いわ。
葉月は、そう言いながらしょげています。
許してあげて下さい。
ついでに私も。
本当にお騒がせしました。
私も葉月もサイトも既に一心同体です。
片方が休めば片方も動かせません。
それほどに深い愛で繋がっています。
真っ直ぐな愛の形です。
**************************************************
葉月です。
ご心配をお掛けして申し訳ありません。m(_ _)m
私が此処から居なくなってしまったら
なんちゃんは途方に暮れてしまうだろう。
そんな事を思いながら
8月14日の日記を綴りました。
行くあてなど何処にもない筈なのに
旅に出ます。と、そう日記に綴りました。
パソコンの前で暫く泣いていました。
涙で文字が霞んでいました。
ピアノを弾いている時も。。
私は実家に向かう電車の中で
サイトをチェックしていました。
そこで目にしたのは
友達からのメッセージでした。
溢れ出る涙を拭きながら何度も読み返しました。
私はけじめをつけるために最後の日記を綴ったのです。
今は辛いけれどこれで良いんだ。
そう自分に言い聞かせながら。
次の朝、なんちゃんから電話がありました。
「妹へ」その日記を書いた理由も教えてくれました。
私は疑うこともなく、その日記を本心から
書いたものだとすっかり信じていました。。
随分と悩みました。ですが・・・心に決めました。
やっぱり私はなんちゃんを1人にしてはおけない。
だって、想いは変わらないのですから。
これからは、周りに居てくれる家族や
友達を大事にしながら
2人のサイトを心の拠り所となるような場所に
育てて行きたいのです。
これからも2人で仲良くがんばります。(*^_^*)