光だけは春
一昨日開いた窓辺のヒヤシンス、ぐんぐん咲いている。
昨日は、スタジオで荒れ狂う寸前までいったがとどめた。
この寒いのに、我関せずで春爛漫のように咲こうとする
ヒヤシンスを10分間、ながめた。
ささくれが、すこしだけ溶けたような気が、した。
これから六本木。地下スタジオへ。
仕事に切り替え、淡々と仕上げたい。

まじめなのか不誠実なのかバカなのか
きのうはただただ揺れているばかりだった。
今日は、生きるための一日と、割り切った。

極私的、春一番。

である。