2010 11/14 16:48
Category : 日記
ずいぶんひさしぶりに
J・ウィンストンの【ディセンバー】を探し出しリピート。
【天然の日本】をまとめたころに
大熊ビルの4階でよくかけていた。
四季の中でこの4枚目がいちばんよかった。
凡庸さの底に冬の空気だけが醸し出す
凛としたはりつめた気配がただよって飽きることがなかった。
冬のロケで北国に行くと、
出発前の慌ただしい時間の中に、
ピーンとした静止した時間を感じる瞬間がある。
たぶん、凍りついたものが壊れたり、
落ちて別の凍った葉や地面にあたる音なのだと思う。
そんな音を感じると、時が停止する。
そして音楽が聴こえてくる。
その音楽が、一時期、彼のピアノソロだった。
時間にすればほんの瞬間。
まばたきする間だったとは思うが、
短い【永遠】でもあった。
どんよりとした秋の日曜日の午後、
抱え込んだ問題に対処しようと腕組みをしながらしたことは、
ディセンバーのリピート。
逃げるのではなく、静かに対処したかった。
3回リピートした。胸のざわめきが鎮まった。
やれることをやってみようと思い立つことができた。
柿と栗と薩摩芋で朝兼昼にした午後。
おれは、まだ生きている。
J・ウィンストンの【ディセンバー】を探し出しリピート。
【天然の日本】をまとめたころに
大熊ビルの4階でよくかけていた。
四季の中でこの4枚目がいちばんよかった。
凡庸さの底に冬の空気だけが醸し出す
凛としたはりつめた気配がただよって飽きることがなかった。
冬のロケで北国に行くと、
出発前の慌ただしい時間の中に、
ピーンとした静止した時間を感じる瞬間がある。
たぶん、凍りついたものが壊れたり、
落ちて別の凍った葉や地面にあたる音なのだと思う。
そんな音を感じると、時が停止する。
そして音楽が聴こえてくる。
その音楽が、一時期、彼のピアノソロだった。
時間にすればほんの瞬間。
まばたきする間だったとは思うが、
短い【永遠】でもあった。
どんよりとした秋の日曜日の午後、
抱え込んだ問題に対処しようと腕組みをしながらしたことは、
ディセンバーのリピート。
逃げるのではなく、静かに対処したかった。
3回リピートした。胸のざわめきが鎮まった。
やれることをやってみようと思い立つことができた。
柿と栗と薩摩芋で朝兼昼にした午後。
おれは、まだ生きている。