「夏をとめて春をつないでいたのですね」
ベッドにはいったのが午前4時少し前。
熟睡。
読みかけの股旅小説が3ページ分で折られていた。

午後3時。雨の音で目が覚めた。
手嶌 葵のWhat Is A Youth?をエンドレスにし
熱いコーヒーを淹れ、青いバナナ3本で朝昼食兼に。
メールチェック。
未明2;54に届いていた1通のメール。

   「夏をとめて春をつないでいたのですね」

と、最後の1行。
なかほどには

  「知っているけど知らない…ここではない何処か
   …もうひとつの世界へ誘って…」

  「”現実”と “記憶”と “もう一つの世界”
    …永遠の三角関係 」

とも。2週間あまり仕事を放り出して没頭していたが
その“わけ”が、わかったような気がする。

ひとはカラダの70&が水でできて
酸素を吸って二酸化炭素を吐き出しながら生きている。

…のではなく
ひとは“記憶”で生きているのだ。
映像とは
記録された“記憶”。
これが大きなヒントになりそうだ。
たどりついと思えた昨日は十六夜立秋。

さて。
熱いシャワーを浴びて
街に出てみよう。
見えた気がしたら
腹も空いてきた。