2009 06/24 01:48
Category : 日記
From: 益子自宅
Date: Wed, 24 Jun 2009 01:22:21 +0900
To: 湯治部07 <tojibu3@>
Subject: [tojibu3:01448] Re: 参考映像。そしてロードス島。
山岡さん
けっきょく、ぼくたちはいつも
あの「東京浮遊」に戻っていく。
今とは異なる時代の
まだ六本木に「文化」の残滓があった頃の
「青山ブックセンター」で、
君が見つけた一枚のCDROM。
映像やの世界は、まだあの一枚の試みに
追いつけていないよな。
いわば、見果てぬ夢のまま。だ。
そんなわけで、性懲りもなく
また、挑戦。
どこまでいけるか、な。
武田さん
と、いうことです。
あらためて鳥瞰してみると
「音」に尽きる、ね。
デンスケかついで君が東京逍遥した時間
ああいうものが再現できたら、オモシロイ。
口をポカンと開き
「そっか、グリーンファーストか」
と、わけもなく納得してしまったそのちょっと先に
「グリーンファースト」のサインが見えている。
建物を一歩出れば、その現実が、そのリアルが
来場者を待ち受けている…
博覧会でいうところの「プレゾーン」「プレショー」の役割。
「メインゾーン」「メインショー」はあくまで「実体験/体感」。
それが3分ムービー「えこくろ」の存在意義です。唯一の。
過剰にならないこと。総花的から可能な限り離れること。
語りすぎないこと。謎を残すこと。感じさせ、考えさせること。
わかった気にさせないこと。
しかし体感上の濃密なリアリティは確保すること。
たぶん、これが「音」のはず。そして「コトバ」。
もしかしたら過剰なパラレル、そのあたりがキーか。
「グリファ」で到達した「啓蒙」「上から目線」の徹底した排除。
これをどこまで消せるか?
いうまでもなく、リアリティは来場者によって千差万別である。
深夜モードのせいか、混線してきたので、ここで中断。
これが6.24未明の「大風呂敷」。
まず、ハードルを最上段にアップしたい。
湯治部ことし前半の「ロードス島」としたい。
チョコクロならぬエコクロ版ロードス島。
跳べる、かな?
古人いわく。
「ここがロードス島だ。ここで、跳べ!」
だとか。では、いきましょう。ご一緒に。
2009.6.24未明 T.M拝
「ほら吹き」出典/イソップ寓話
国ではいつも、もっと男らしくやれ、とケチをつけられていた五種競技の選手が、
ある時海外遠征に出て、暫くぶりで戻ってくると、大言壮語して、あちこちの国で勇名をはせたが、
殊にロドス島では、オリンピア競技祭の優勝者でさえ届かぬ程のジャンプをしてやった、と語った。
もしもロドスへ出かけることがあれば、競技場に居合わせた人が証人になってくれよう、
とつけ加えると、その場の一人が遮って言うには、
「おい、そこの兄さん、それが本当なら、証人はいらない。ここがロドスだ、さあ跳んでみろ」
事実による証明が手近にある時は、言葉は要らない、ということをこの話は説き明かしている。
らしい、よ。
Date: Wed, 24 Jun 2009 01:22:21 +0900
To: 湯治部07 <tojibu3@>
Subject: [tojibu3:01448] Re: 参考映像。そしてロードス島。
山岡さん
けっきょく、ぼくたちはいつも
あの「東京浮遊」に戻っていく。
今とは異なる時代の
まだ六本木に「文化」の残滓があった頃の
「青山ブックセンター」で、
君が見つけた一枚のCDROM。
映像やの世界は、まだあの一枚の試みに
追いつけていないよな。
いわば、見果てぬ夢のまま。だ。
そんなわけで、性懲りもなく
また、挑戦。
どこまでいけるか、な。
武田さん
と、いうことです。
あらためて鳥瞰してみると
「音」に尽きる、ね。
デンスケかついで君が東京逍遥した時間
ああいうものが再現できたら、オモシロイ。
口をポカンと開き
「そっか、グリーンファーストか」
と、わけもなく納得してしまったそのちょっと先に
「グリーンファースト」のサインが見えている。
建物を一歩出れば、その現実が、そのリアルが
来場者を待ち受けている…
博覧会でいうところの「プレゾーン」「プレショー」の役割。
「メインゾーン」「メインショー」はあくまで「実体験/体感」。
それが3分ムービー「えこくろ」の存在意義です。唯一の。
過剰にならないこと。総花的から可能な限り離れること。
語りすぎないこと。謎を残すこと。感じさせ、考えさせること。
わかった気にさせないこと。
しかし体感上の濃密なリアリティは確保すること。
たぶん、これが「音」のはず。そして「コトバ」。
もしかしたら過剰なパラレル、そのあたりがキーか。
「グリファ」で到達した「啓蒙」「上から目線」の徹底した排除。
これをどこまで消せるか?
いうまでもなく、リアリティは来場者によって千差万別である。
深夜モードのせいか、混線してきたので、ここで中断。
これが6.24未明の「大風呂敷」。
まず、ハードルを最上段にアップしたい。
湯治部ことし前半の「ロードス島」としたい。
チョコクロならぬエコクロ版ロードス島。
跳べる、かな?
古人いわく。
「ここがロードス島だ。ここで、跳べ!」
だとか。では、いきましょう。ご一緒に。
2009.6.24未明 T.M拝
「ほら吹き」出典/イソップ寓話
国ではいつも、もっと男らしくやれ、とケチをつけられていた五種競技の選手が、
ある時海外遠征に出て、暫くぶりで戻ってくると、大言壮語して、あちこちの国で勇名をはせたが、
殊にロドス島では、オリンピア競技祭の優勝者でさえ届かぬ程のジャンプをしてやった、と語った。
もしもロドスへ出かけることがあれば、競技場に居合わせた人が証人になってくれよう、
とつけ加えると、その場の一人が遮って言うには、
「おい、そこの兄さん、それが本当なら、証人はいらない。ここがロドスだ、さあ跳んでみろ」
事実による証明が手近にある時は、言葉は要らない、ということをこの話は説き明かしている。
らしい、よ。