問題は、「気配」。
編集台本第1稿。とりあえず9分20秒版をざっくりともとはじめたら結構いい時間がかかった。プレゼンの帰りに有栖川のミューズで井口さんと1時間ほど、あれこれ曲を合わせながら迷う。おたがい宿題ということで別れた。(夫婦の)会話。夫はさほど興味なく、妻は鋭く反応。【ある日曜日】2009年版?話しているうちに、見えたかな、と思った。夕日に照らされた街の光景を楽しみつつ麻布十番の撮影部へ。外で西村がタバコを吸っていたのでしばし雑談。長岡とも顔を合わせ、蒲田へ。むしょうに納豆が食いたくなった。



------ Forwarded Message
From: 益子自宅 <mashiko@mars.dti.ne.jp>
Date: Tue, 17 Feb 2009 23:52:08
To: 湯治部
Subject: [tojibu3:01026] 導入篇仕上げ各位

問題は、「気配」。
音楽がリード役になりますが
DNAに刻み込まれた「住まいの気配」、
可能な限り、挑戦してみてください。
映像にはありませんが
ぼくの記憶に刻まれている「家の記憶」は
雨の日に、軒先から落ちてくる雨だれが
土の庭の水たまりに永遠のような水紋を描いていったこと…
そのときの屋根瓦にあたる雨音と
水面に落下したときの水音をあざやかに覚えています。
同時に、この記憶は
たぶんなにも心配することも恐れもなく
誰かに、そして「家」に守られている
という安心感の原点になっているように思えます。
風の音、鳥のさえずり、水の流れ、潮騒、夕日
小学校や幼稚園の近くを通りかかったときに聴こえるざわめき
消火を知らせる消防車の鐘の音、火の用心の拍子木
遠くから聴こえてくるラジオ放送…
ま、おれの個人的な刺激物、だけどね。