2008 02/14 23:39
Category : 日記
e・mis・sion 新英和中辞典 第6版 (研究社)
1a (光・熱・香気などの)放射,発射 〔of〕. b 放射物.
2a (煙突・車のエンジンなどからの)排気,排出.→emission control 排気規制.
b 排出物(質) .→automobile emissions 自動車の排気ガス
3 【生理】 射精.
エントロピー (entropy) 物質の属性の一つ。記号「S」を用いて表される。物質
の「乱雑さ」を表すパラメーターである。エントロピーが大きいほど、その物質は
「乱雑な状態」にある。次元はJ・K-1である。
S = kBlnΩ Ω: 物質がとる状態の数、kB: ボルツマン定数
未来学者James Lovelockの「ガイア理論」
ガイア理論とは、地球と生物が相互に関係し合い環境を作り上げていることを、ある
種の「巨大な生命体」と見なす仮説である。ガイア仮説ともいう。
「ゼロエミ」の原点
一般的には「ゼロエミッション=廃棄物ゼロ」と理解されている。
しかし、もともとは1994年に国連大学が提案した構想である。自然界の植物連鎖をお
手本に、産業から排出されるすべての廃棄物や副産物が、他の産業の資源として活用
され、全体として廃棄物を生み出さない生産を目指そうとするもの。資源循環型社会
を構築するためのコンセプトであり、社会システムや経済システムも含め、産業にお
ける製造工程の再構築を目指すプログラムである。
原点に立ち戻り「自然界の植物連鎖」を手本とし
「emission」の原義である「放射、排出」を再確認すれば
人が生きていくために必要な「住居」は本質的には
自然界の生命連鎖系にあり、そこで「放出、排出」される物質は
原則的に「反自然」ではないはず。
ラブロックのガイア仮説には毀誉褒貶があり今さらではあるが
彼の「巨大な生命体」という視点だけは、現在も生きている。
もうひとつは「繋がる」という視点。linkage。継続することの完結性。
「産業」が「廃棄」するものではなく
ひとが生きていくために「放射、排出」するものを
そのひと自身、あるいはその「他の」ひとのために連鎖させていく方法。
ハウジングにとってのゼロ・エミッションを
そんなふうに措定してみたい。
ダメなものをどうするかではなく
適切に最適に利用しきれなかったものを
もういぢ最適解を探ることで「活かしきる」という行為。
「廃棄物」という視点をネグることで
はじめて「サスティナビリティ/持続可能性」という地平に立てるのでは…。
別な言い方をしてみよう。
「捨てられるものと捨てられないもの」
パソコンもエアコンも液晶テレビもNintendoも愛用のクルマもリカちゃんも
みんな「捨てられる」もの。愛着の度合いはともかく
「使用価値」の耐用年数はいずれも短い。
では「家」はどうなのか。「200年住宅」を掲げる文字通り
長寿命化した「住宅」は?
前者は「廃棄物」予備軍であり
後者は「廃棄物」の概念ではくくりきれない。
このあたりに「積水ハウス的ゼロ/エミッション」のミソがある?
「入り口」と「出口」という分かりやすさとは別に
住宅メーカーならではの「根拠」を見つけだせれば。
必要なのは現在進行形り「解」だけではないはず。
原点に戻ること。突き抜けること。
1a (光・熱・香気などの)放射,発射 〔of〕. b 放射物.
2a (煙突・車のエンジンなどからの)排気,排出.→emission control 排気規制.
b 排出物(質) .→automobile emissions 自動車の排気ガス
3 【生理】 射精.
エントロピー (entropy) 物質の属性の一つ。記号「S」を用いて表される。物質
の「乱雑さ」を表すパラメーターである。エントロピーが大きいほど、その物質は
「乱雑な状態」にある。次元はJ・K-1である。
S = kBlnΩ Ω: 物質がとる状態の数、kB: ボルツマン定数
未来学者James Lovelockの「ガイア理論」
ガイア理論とは、地球と生物が相互に関係し合い環境を作り上げていることを、ある
種の「巨大な生命体」と見なす仮説である。ガイア仮説ともいう。
「ゼロエミ」の原点
一般的には「ゼロエミッション=廃棄物ゼロ」と理解されている。
しかし、もともとは1994年に国連大学が提案した構想である。自然界の植物連鎖をお
手本に、産業から排出されるすべての廃棄物や副産物が、他の産業の資源として活用
され、全体として廃棄物を生み出さない生産を目指そうとするもの。資源循環型社会
を構築するためのコンセプトであり、社会システムや経済システムも含め、産業にお
ける製造工程の再構築を目指すプログラムである。
原点に立ち戻り「自然界の植物連鎖」を手本とし
「emission」の原義である「放射、排出」を再確認すれば
人が生きていくために必要な「住居」は本質的には
自然界の生命連鎖系にあり、そこで「放出、排出」される物質は
原則的に「反自然」ではないはず。
ラブロックのガイア仮説には毀誉褒貶があり今さらではあるが
彼の「巨大な生命体」という視点だけは、現在も生きている。
もうひとつは「繋がる」という視点。linkage。継続することの完結性。
「産業」が「廃棄」するものではなく
ひとが生きていくために「放射、排出」するものを
そのひと自身、あるいはその「他の」ひとのために連鎖させていく方法。
ハウジングにとってのゼロ・エミッションを
そんなふうに措定してみたい。
ダメなものをどうするかではなく
適切に最適に利用しきれなかったものを
もういぢ最適解を探ることで「活かしきる」という行為。
「廃棄物」という視点をネグることで
はじめて「サスティナビリティ/持続可能性」という地平に立てるのでは…。
別な言い方をしてみよう。
「捨てられるものと捨てられないもの」
パソコンもエアコンも液晶テレビもNintendoも愛用のクルマもリカちゃんも
みんな「捨てられる」もの。愛着の度合いはともかく
「使用価値」の耐用年数はいずれも短い。
では「家」はどうなのか。「200年住宅」を掲げる文字通り
長寿命化した「住宅」は?
前者は「廃棄物」予備軍であり
後者は「廃棄物」の概念ではくくりきれない。
このあたりに「積水ハウス的ゼロ/エミッション」のミソがある?
「入り口」と「出口」という分かりやすさとは別に
住宅メーカーならではの「根拠」を見つけだせれば。
必要なのは現在進行形り「解」だけではないはず。
原点に戻ること。突き抜けること。