ラジャー。
   なんだか、
   都会に出稼ぎにきていた季節労働者が
   ふるさとに夜汽車で帰って行くような気分…

   ゆうべ雨の東名を八代亜紀聴きながら
   一年を振り返り、そんなことを思っていた。

   あのまま古河に向うと
   関東平野の夜の底に
   あの町のイルミネーションが
   ぽつりと儚げに浮かんでいる。

   5時間で目が覚めたけど
   ふじぎなことに寝不足の感じがしない。
   カラダは疲れているはずなのに
   ココロはどこか軽やかだ。
   たぶん、どこかで今年のプラグが抜けた
   そんなところかな。

   ことしもまた、悪くなかった。
   このまま消えても
   フェードアウトしても
   後悔はない…
   そんな思いあり。

   明日の古河行きに
   ただただ胸がはずんでいる。


疲労困憊のまま起きられないかと覚悟してたけど、予想に反してカラダが軽い。東京、雨。23日にひさしぶりに香十で手に入れた伽羅香を焚く。昨日一日飢えていたカフェインを補うため濃いモカを淹れミルクで割る。飯前に、長岡宛に短いメールを出した。さて、午後をどう過ごそうか。読みかけの小説は「逃亡」の下巻。こいつをポケットに四谷に髪でも切りに行ってみるか。