2006 12/10 23:50
Category : 日記
ひどいことになっていたことを聴きながら、ただ声を聴いているだけでホッとしている自分に気づく。体中からすーっと血が消えていくような感じあり。松明あかしの夜とも4200mの山頂とも成田の出発間際の待合室とも、中津川の燃えるような秋景色とも、あるいは千駄ケ谷IDの追い込みの夜とも、どの瞬間でもあり、そのどれでもない。やはり漆黒の闇のあの森なのだとも。無数の解がフラッシュしていく。話してから一時間Serenadeを小さくリピートしながら、すでに歳月なのだと、しみじみ思う。ともあれ、どういうカタチでもつながっているのなら、それでいい。ベサメ・ムーチョである。ひさかたぶりの。