リカルド、フィーゴ、ジダン
なんというかさすがに世界だ、としか言いようがない。
ロスタイム4分。残り1分をきったところでポルトガルのコーナーキック。キーパーのリカルドも加わっての典型的な総力戦。失敗。続けてもう一度コーナー。これも失敗。ゲームオーバーの後、フィーゴとジダンが抱きあいユニフォームを交換。裸のままでもういちど抱きあっていた。4年前のくずおれたカーンの時のように、この抱擁もまた印象に残った。ベスト8レベルあたりから、ニッポンサッカーが世界とはまったく完璧に次元の異なるものだということがよくわかった。