2006 05/11 00:25
Category : 日記
真保裕一著/小学館
ある時間が経過しなければたぶん描けないものがあるとしたら真保が取り組んだ日系人部隊のエピソードは、その典型なのかも知れない。時代の渦中にあっては描けないもの…そういう気がする。“戦後文学”ではなし得なかった偉業、だと思う。細かいところはすべて飛ばし、超力作である。
ある時間が経過しなければたぶん描けないものがあるとしたら真保が取り組んだ日系人部隊のエピソードは、その典型なのかも知れない。時代の渦中にあっては描けないもの…そういう気がする。“戦後文学”ではなし得なかった偉業、だと思う。細かいところはすべて飛ばし、超力作である。