荒編アップということに
2日から始まる「土と焔」の荒編を一部のこしてアップ。
残りはスタジオで詰めることに。
これだけ余裕のない仕事の仕方をしていると
流れ作業のモダンタイムズのようで
しみじみいやになる。

いいものになりかけて
どこかで砂のようにこぼれていくものを留められない。

毎日の人生をシミュレーションしているようだ。
どっちがバーチャルなのか、不明のままに。

三月になったというのに
胸弾むことがひとつもみあたらず。
すべて予定していたことをこなしていくだけだ。
仕事もプライベートも。

身を捨ててこそ…とは言うが
捨てりゃ、そこまで。終わりじゃねえか。

小骨を、取ってしまえばいいのだと
ここ二ヶ月、考えていた。

問題は、
小骨、なのかどうか。だ。

それがいま、わからなくなってしまっている。