2006 02/12 19:40
Category : 日記
山田宗樹著/幻冬舎文庫/上下巻
なんとも、おもしろかった。山田はしかし不思議な作家だ。前半の途中で主人公「松子」のつまらなさに読むのを止めようとしたが、構成と語り口の良さに引っ張られ読み進めた。半ばからは、すっかりハマった。「松子」は、たしかに読む者の鏡である。収穫。
なんとも、おもしろかった。山田はしかし不思議な作家だ。前半の途中で主人公「松子」のつまらなさに読むのを止めようとしたが、構成と語り口の良さに引っ張られ読み進めた。半ばからは、すっかりハマった。「松子」は、たしかに読む者の鏡である。収穫。