2004年10月の記事


いよいよ
ほぼ映像は終わり、あと一時間程度で音の仕上げに移動する。
朝から氷雨。
現場からの電話では、文字の大きさは問題ないとのこと。

佳境は過ぎて、
すでに穏やかな着地体制になりつつある。

今夜おそくあるいは明日未明に音を完成させたら
明日朝に三田でHDに音を戻し、古河入り。
3時に関係者を集め試写後、ランスルー。
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十六夜過ぎて
二時間仮眠したらスタジオへ。
今日は、編集と音素材抜き出しが同時進行。

先は、見えた。
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件名: [yumekoujou:00262] 戦闘開始
件名: [yumekoujou:00262] 戦闘開始
送信日時: 2004年 10月 29日 金曜日 1:43 PM
差出人: T.M
返信先: yumekoujou@dentsutec.co.jp
宛先:夢工場

ちょっと誤解されるかもしれないのでひとこと。

昨夜ミックスしたのは
各シークエンスを構成するひとかたまりごとの楽曲です。
一応、一本の長さに
先日仮編集したものに合わせてつないでくれているはずですが
これはあくまでイメージを通観するため。
26日から27にかけての仕事を逸脱したような
音楽家たちの熱狂が、心の底に震えるような想いを
残してくれたのは事実だけど、
つくっていったのは、まだまだ断片にすぎません。
あくまで、バラバラに録った楽器や声を
小さなかたまりごとにひとつにまとめた、ということです。

今日から明日にかけて行う編集で、すべてが決まります。

上陸したすべての台風のご機嫌を伺い、
ときにその風もとりこみながら
微笑を絶やさずに、最大の力を発揮して見せた
倉持キャメラマンを筆頭に
なぜ太陽が隠れたのかと理不尽な罵声を浴びられても
苦笑しながら陰影をつくりだしてくれた
照明の鈴木さん、
ベースにこもって最良のコンディションで
映像が記録されていくことを守り抜いた
VEの長岡さん、
はじめに与えた5.1サラウンドの教科書づくりという
「野望?」に応えるべく素材録りに疾駆した
録音の古川さん、
台風、大雨、足場の悪さ…悪条件をものともせず
黙々とクレーンを操り、カメラを移動させ
雨を降らせ、雪を降らした
特機の山家さん、
うるさい注文に年を省みず応え続け小じわがまたふえた
スタイリストの志賀さん、
彼らの手となり足となって
黙々と仕事してくれた各パートの助手のみなさん、
そして何よりもこれらのすべてを支えてくれた
プロデューサーの相馬さんと
プロダクションマネージャーの夏苅さん

忘れてた。
このチームがいなければ映像のレベルが30%は落ちたであろう
小池さん率いるパンダチックのみなさん。
映像の世界にホンモノだけを持ち込んで勝負する
デジタルHDエイジの美術的落とし子たち。
彼らの一人がかけても、こんどの夢工場ムービーはできなかったね。


名前をあげた人、あげなかった人
三ヶ月間の撮影にかかわったすべての「現場」組の
不退転あっての果実=映像ですが、
この映像群もまた、それぞれはひとつのカケラに過ぎません。
そのカケラをよりすぐったものが各シークエンスごとの仮編集素材。

昨夜おそくから今日未明にかけて行われた「ミックス」は
映像の各シークエンスごとの仮編集分にそって行われた
やはり仮ミックスです。
熱気が、これでいいのだと思わせることはよくわかりますが
現時点では、たくさんある要素のカケラのひとつ。

これからはじまる本編集がすべてです。
4ヶ月前に提出したプランをともに読み込んで
全体の色彩をデザインしてきた
映像デザインの山岡さんと
腕によりをかけてまとめる10分あまりが
今夜決まるのか、明日決まるのか神のみぞ知るだけどね。

音の仕上げは
予定通り、30日にラフ。
31日にミックスダウン。

まだ全貌は
まったく見えていません。
お楽しみは、ここからです。


仮編集したもの
音楽録音したものの
できが良すぎて
ついつい気がゆるみそうになっている己への
戒めをこめました。


では、これより
31日夜にシアターに完成原版を持ち込んで
この目で330インチスクリーンにかけて見るまで
編集と音の仕上げにこもります。


戦闘開始です。
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緊急
件名: [japanesque:00064] 緊急放送
送信日時: 2004年 10月 27日 水曜日 4:44 PM
差出人: Toru Mashiko
返信先: japanesque@sml-z4.infoseek.co.jp
宛先:夢工場 東京星菫派 湯治部

防災の仕上げ途中で倒れた中山に加え
今朝、夏苅が倒れました。
信頼できる制作スタッフ二人が倒れ
両手をもぎとられた感もありますが、
28日のSMJ仕上げ
31日の夢工場仕上げまでは
なんとかこのままで続行します。

夏苅は、回復すれば即復帰させますが
ここまで休みゼロで鞭打ってきたため
過労がピークに達しているようです。

キーパーソンゆえ
各方面への連絡等、
なにかと迷惑をかけることになります。

今夕以後、31日まで
SMJ、夢工場関係で問い合わせなどありましたら
直接、わたくし益子宛にご連絡ください。
即断・即決します。

益子携帯
090-3099-8945


なお、実験について
制作面の問い合わせは
相馬プロデューサーか渡辺登紀夫まで
撮影技術関係はTSPの長岡さんまで。


冷え込みがきつくなっています。
これ以後、
31日まで仕上げ関係スタッフには
くれぐれもカゼなどひかれぬよう
ご自愛にご自愛を重ねられんことを祈ります。


では、行くぞ!!!
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切所越え
件名: [japanesque:00063] 切所を越えます
送信日時: 2004年 10月 22日 金曜日 3:47 AM
差出人: T.M
返信先: japanesque@sml-z4.infoseek.co.jp
宛先:東京星菫派



この4ヶ月、ただ一日の休みもとらずに
積水ハウスの仕事だけに取り組んできましたが
いよいよ切所越えとなりました。
決算日を、25日としますので
各スタッフはスタンバイを願います。
持てる力のすべてを出し切りますので
一緒に、行ってください。

突破しましょう。

      2004.10.21夜 益子拝


シナリオ第一稿epilogueの保存先
http://homepage.mac.com/y_natsu/dream/FileSharing316.html
パスワード2004です



------ Forwarded Message ------
> From: Toru Mashiko
> Reply-To: yumekoujou@dentsutec.co.jp
> Date: Sun 01 Aug 2004 00:09:35 +0900
> To:
> Subject: [yumekoujou:00072] さて、帆があがる。
>
> 荒川の花火に続き、
> 今夜は隅田川の花火を見てきました。
> 空には十四夜の月と白い雲。
> 水面には色とりどりの花火の灯影。
> この季節には珍しく乾いた空気が気持ち良く、
> さすがに江戸の花火だと感心しました。
> 花火師の心意気が違うんだね。
> 二日前の荒川のものとは別世界だった。
> 端正で粋。そこに尽きるのかな。
>
>
> 録画したNHK教育テレビ「NHK歌壇」をいま見終わったけど
> 『声に出して読みたい日本語』の斉藤孝は
> 200万部売れた本と同じ程度のバカだったので
> 福島さんがよく最後まで笑顔で対談しているなと
> 妙なところで感心させられました。
>
> 「光の日本」をTSP第2奥のMAルームで仕上げで
> 玄関ドアまで見送ったときに
> 某プロデューサーのことで
> 「ましこさん、よく我慢したね
> 俺なら一発ぶん殴ったな」
> と花のように笑って帰っていったことを思い出したから。
>
> 中年ボクサーでもあった歌人福島泰樹は
> 知っている限りでは絶叫の言葉よりも手が先に出る
> 花園町文壇バーの武闘派だったから
> ほんとうはもう一本も絶叫を頼んでいたけど
> 出演はやめてもらって短歌の引用だけに切り替え
> 事無きを得たけども…。
> そのときのミキサーはTSPの三上さんで
> 某プロデューサーを帰してから二人で腹を抱えたっけ。
> (井口さん、この某とは例のinoue君です)
>
> はじめ画面に映った斉藤教授を見たとき
> お天気キャスターの森田かと思ったほど場違いだった。
> 受け答えを聞いているうちに
> 声の調子も、話しの中味も
> しみじみ薄っぺらい見たままなので
> 本気で福島さんの爆発を懸念したけど
> さすがに文壇の重鎮。大人になっていたのか編集がうまかったのか。
> 夏の盛りに、こんなものを早朝から流すNHKは
> 懐が深いというか、視聴者無視というか、
> あいかわらず不思議な所だった。
>
>
> ひとつだけ印象に残った個所あり。
>
>   人は一度しか生きられないのに
>   叫ばずにいられるだろうか
>   祈らずにいられるだろうか
>
> と語ったところ。
> 江戸の花火を見た後のせいか、
> このひとことが強く焼き付きました。
> 隅田川べりの堤に座って
> 連打される江戸の和火を遠くに眺めながら
> ぼんやりと感じていたことが
> そのひとことと同じだったから。
>
>
>
> さて、明日から三日間
> 湯治部は東北ロケハンに出ます。
>
> 湯治部メンバーにとっての「東北」は
> いわば「湯治部」発祥の地でもあります。
>
> 数週間にわたって折々に検討してきた
> 誰もみたことのないような「夏の舞台」を、
> digitalhigh-definition televisionの対象として
> もういちど発見できるか否か。
> HDで撮りHDで編集したものをHDで上映するという
> HD超推進派の湯治部としても初の試みを成功させるための
> 橋頭保が明日からの三日間となります。
>
> デジβ、digitalHDと、
> 日本のどこよりもはやく日常的に取り組ませていただくことで、
> 積水ハウスの仕事を通して学んできた、
> この十年間の成果を、ここで結びたいと思います。
> もし、満足する成果を挙げられなかったときは
> 湯治部を解散します。
> 具体的には、
> 僕自身が積水ハウスの仕事から
> いっさい身を引くということです。
>
> 意志としては希望としては
> 圧倒的な作品世界を構築し成功させたいと強く願っており
> また、その自信もまったく萎えていません。
>
> が、
> 信託されたことに
> 応えていけるのかどうか、
> そのことを見直すための切所がここにある、
> と考えています。
>
> 何を大げさな
> おれには関係ないよ
> という方もいるでしょうが
> これは、益子ひとりの覚悟です。
> そういう想いであるかと、お受け取りください。
>
>
> 隅田川の花火を見ていたときは
> 雲間に見えていた月も、いまは冴え冴えと輝いています。
> 出発まであと6時間足らず。
> 読み返すと照れるかも知れないので
> このままメールします。
>
> 向こう三ヶ月に渡る超ハードなスケジュールが
> いよいよ皮切りとなります。
> まことにひさしぶりに胸が高鳴っています。
>
>
> 湯治部のみなさん、帆を揚げます。
> ようそろ!
>
>
>     2004.8.1未明 T.M
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第1の窓に使われているコトバは以下の通りです

歓 喜 悦 慶 賀 満 愉 吉 寿
祝 福 欣 適 美 快 戯 夢 温
好 笑 嬉 楽 興 娯 遊 安 兆
涼 麗 佳 華 賞 愛 叶 甘 玩

うれしい  たのしい  すてき 
おどる  はしゃぐ  はずむ 
わらう  みたす  ほほえむ
いとしい  かわいい  みちる
きれい  なごむ  あいする
ゆめみる  よろこぶ  おいしい
あたたかい  ほっとする  あまい
ぬくもる  



第3の窓に使われている家族構成は以下の通りです

夫の父74歳 夫47歳 妻42歳 長男14歳 長女11歳
夫39歳 妻33歳 長女6歳 犬1匹
夫の父69歳 夫の母65歳 夫38歳 妻36歳 長男9歳
妻の母65歳 夫36歳 妻35歳 長男4歳 猫2匹
夫54歳 妻49歳 長女21歳 
夫43歳 妻39歳 長男10歳 次男7歳 犬1匹
夫42歳 妻41歳 長女15歳 犬2匹
夫39歳 妻36歳 長女10歳 長男9歳 次男7歳
夫の母68歳 夫41歳 妻38歳 長男12歳 鳥3羽
妻の父76歳 夫44歳 妻40歳 長男17歳 長女15歳 
妻の母62歳 夫36歳 妻28歳 長女2歳
夫43歳 妻38歳 長女8歳 次女5歳 犬1匹
夫の父72歳 夫の母68歳 夫40歳 妻38歳 長男14歳
夫54歳 妻51歳 犬2匹
夫59歳 妻55歳 次男21歳 鳥2羽
夫48歳 妻44歳 長女19歳 長男17歳 犬1匹
夫47歳 妻41歳 長女16歳 次女12歳 猫1匹
妻の父79歳 母71歳 夫49歳 妻42歳 次女18歳
妻の母59歳 夫35歳 妻33歳 長男7歳 犬1匹
夫の母64歳 夫37歳 妻34歳 長女10歳 猫1匹
夫53歳 妻49歳 犬1匹 鳥2羽
夫54歳 妻52歳 長女24歳 長男22歳
夫の父62歳 夫の母58歳 夫31歳 妻30歳 犬1匹
妻の母72歳 夫49歳 妻44歳 次男12歳
夫38歳 妻37歳 長女11歳 長男9歳
夫48歳 妻48歳 長男23歳 次男21歳 犬1匹
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ほぼクリア
スタジオを出たのが午前5時。
実現できたこととできなかったことあり。
にして思い描いていた以上の世界には届けた。
このプレゾーンがあることで
10分あまりの330インチの意味があるのだから。
あとはクリスマスを残すだけ。
工事の進行状況次第となりつつある。


++++++++++++++++++++++++++++

《窓》はあなたの鏡である。

第一の《窓》には
無数の老若男女の喜怒哀楽の表情が。
超スピードで次々と表示されていく
さまざまな表情の一つをあなた自身に重ねるかもしれない。

第二の《窓》には
無数の家族のスナップ写真や
記録ビデオ、8ミリフィルムがアトランダムに流れている。
それらのうちの一つはきっとあなたの家族構成と似ている。

第三の《窓》には
一軒の家の前に家族と
その家に納められたすべての生活道具が並べられた写真が。
その一枚はあなたの生活そのもののように感じるはずだ。

第四の《窓》には
希望あるいは夢。
いごこちの良さそうなリビングや、
何かをつくったり食べてみたくなるようなキッチン、
みずみずしい花や緑に彩られた庭…
あたらしい暮らしとしてあなたが想像するだろう
たくさんの暮らしのイメージがゆったりと流れている。
その空間には人の気配がなく、
まるであなたの姿が
あるいはあなたの家族の姿が
その空間に入ってくるのを待ち受けているようだ。

あなたがいま歩いているのはまぎれもなく
《家》をつくろうという望みを秘めた
あなた自身の《姿》と
その望みを実現するための技術力と人間力を備えた
《積水ハウス力》とでつくられた
希望のラビリンス=迷宮である。

   -2004.6.24のストーリー概要から
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収穫
第1の窓用の顔、71名。
第2の家族の歴史写真、160枚。
第3の家族の家財道具、1軒分。
メインシアター用のシチュエーション、7シークエンス。

ほかにSMJ4シーン。

雨、大雨、夏日、秋晴れと目まぐるしい四日間だったが
ま、なにより。
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雨ニモ負ケズ
4日、雨。5日、大雨。
予報を見ながら撮影プランを修正。
ここまではほぼ予定通りに進行。
明日以降は、晴れ以外はNG。
ま、楽勝だろう。
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大雨の大詰め
暴風雨の東北道を久しぶりに走る。
前が見えない。
レガシーロケを思い出す。
きっと撮影はうまくいくはずだ。
6時から9時まで晩飯を食べながら
メインスタッフと打合せ。
予報は、明日、明後日とも雨。
いくつかのシチュエーションを変更。
あとは成り行きに任せることに。

このところ昼型に戻していたので
日が暮れるとすでに眠い。

「秋のクリスマス」いよいよ大詰めとなった。
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月に憑かれたピエロ
日本郵船博物館の仕事
http://homepage.mac.com/torum_3/r1118/iMovieTheater642.html
で「郵船オペラ」を担当した山田武彦さんからの近況です。
十月は月のきれいな季節。
月見がてらの上のの森の散策はいかがですか?
なお、16日は眉月。17日は三日月となっています。
山田さんは、「秋のクリスマス」にも参加予定。





山田武彦プロフィール
http://www.concert.co.jp/artist/yamada/profile.html
「月に憑かれたピエロ」紹介ページ
http://www.whi.m-net.ne.jp/〜carnival/04pierrot_information
「月に憑かれたピエロ」DO CLASSIC8月号より

シェーンベルクを <奏でる 聴く 観る夕べ>  孤独なピエロが今、甦る

 10月16、17日の二夜にわたって、上野の東京藝術大学新奏楽堂で
シェーンベルクの傑作のひとつである「月に憑かれたピエロ」が上演
される。                           
 1912年に作曲されたこの作品は、無調で21曲から成り立っており
ふたつの木管楽器、ふたつの弦楽器、ピアノという編成の室内楽と、
独特の唱法で語るように歌うソプラノが闇に潜む幻想的で不気味さを
伴う不思議な世界を創出。「月に酔って」「病める月」「ピエロへの
祈り」「赤いミサ」「絞首刑台の歌」・・というように曲のタイトル
だけ見てもイマジネーションが膨らんでしまうのだが、まさに憂いの
秋にぴったり。月のはらむ狂気に触れ、現実と夢の狭間に誘われ、心
の闇に潜んだ第6感さえも刺激してくれること間違いない。しかも圧
倒的な存在感で不動の地位を築き上げた日本を代表するパントマイム
のヨネヤマママコがシェーンベルクを演じるというのだ。     
 そもそも、この企画が実現されることになったのは、1979年、東
京の青山でパントマイムのヨネヤマママコ、ビデオ上映、歌、室内楽
という構成で貴重な舞台が創りあげられたことに端を発する。そのと
きにクラリネットの橋爪恵一も参加していたそうなのだが、そのとき
はコンサート用のホールではなかったという。今回は、音楽主体の舞
台が実現できることとなり、演出家に加藤直氏を迎え、衣装は世界的
な活躍で注目を集めるワダエミが担当。演奏家は、指揮者の三石精一
をはじめ、ソプラノ家田紀子、フルート(ピッコロ)高桑英世、ヴァ
イオリン(ヴィオラ)後藤龍伸、チェロ向山佳絵子、クラリネット(
バス・クラリネット)橋爪恵一、ピアノ山田武彦という豪華メンバー
が揃った。                          
 「今回の最大のテーマはシェーンベルク。偉大な作曲家の魅力に迫
ると同時に、音楽とパントマイムという芸術を見事に融合させること
で、若い世代に舞台芸術の魅力を心ゆくまで感じていただき、ヨネヤ
マママコというすばらしい芸術家の存在を今一度、認識していただき
たい」とする想いが込められている。              
 また、今回は「月に憑かれたピエロ」以外に、同じくシェーンベル
クの管楽五重奏曲作品26も演奏される。こちらも橋爪以外に、フルー
ト(ピッコロ)十亀有子、オーボエ高橋淳、ホルン沢敦、そしてファ
ゴット前田正志と、第一線で活躍する演奏家が集結、シェーンベルク
の響きを存分に堪能させてくれる。               
 それにしても、ピエロ・ロマンティシズムの骨頂ヨネヤマママコが
一体どんな「シェーンベルク」を演じるのだろうか。期待に胸躍らせ
てしまうのだが、おそらく想像以上のステージが目の前に描き出され
るのだろう。                         
 上野の深い森に一歩足を踏み入れた瞬間から、すでに物語ははじま
っている。是非この機会に、日常生活の中に埋もれてしまった感性を
呼び覚まし、心を無限の世界に解き放って表現する自由を味わってほ
しい。                            
            ◆シェーンベルク公演のお問い合わせ◆

<カーニバルカンパニー>
橋爪 Tel:042-522-6135Fax:042-522-5985
E-mail : carnival@whi.m-net.ne.jp










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山田武彦プロフィール
http://www.concert.co.jp/artist/yamada/profile.html
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真夏日の秋
日程の調整はほぼメドがついた。
あとは天候。これはまあ、祈るのみ。
たのしむことを楽しむだけとなった。

真夏日の秋。
なんともではある。
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