冬のソナタ、最後の二話を見た。
Ps
「冬のソナタ」最後の二話分、今朝、見終わりました。
予想していた3つのシナリオと重なった部分もあるけど
そのあたりはやすやすと上まわった
なんとも予想外の展開でした。
19話のユジンのモノローグ
最終話のチュンサンのモノローグ
この二つのシーンに「冬のソナタ」のすべてが表現されていた
そんな気がします。
作り手の志と演じ手の心意気
そして何よりもそれらを受け入れる「土壌」。
こんなものが成立してたら
半導体も液晶もプラズマも根こそぎ負けるだろうな、
と腑に落ちる。
日本ではもう「プロジェクトX」という昔話にしか残されていない
《一途な世界》が、韓流ドラマを見ていると
未来形で広がっていることがよくわかります。
週刊誌や夕刊紙の批評は、そういう意味ですべて的外れ。
《青い鳥》と《恋人たち》を書いた野沢尚が自死を選んだのは
もしかしたら韓流ドラマを見てしまったからではないのか、
そんなふうにも思えます。
ちなみに、ぼくは吹き替え版で最後まで見、
吹き替えが大成功している希有なケースだなと感じていますが
すべてを見終わってから、
いくつかのシーンを韓国語版で見たところ
ああ、これは韓国語版で最初から見直してもいいな、と感じました。
色彩が二段階くらい濃くなっていく印象があります。
秋が過ぎたら、韓国語版でもういちど見てみようと考えてます。
余談ですが、興奮したので
「秋の童話」「ホテリアーズ」の二つのシリーズの
DVDボックスも買込んだところです。
免震実験が終わった頃に、まとめて見ようと楽しみにしています。