2004 06/14 02:06
Category : 日記
笠原脚本の《総長賭博》を見たくなりVHSを借りてきた。
テープの状態が悪いせいか、ダビングもののような出来で
なんだかゾンビ映画を観ているようだった。
記憶に残っていた笠原脚本のスゴサはきれいに消失していて
ああいうものは時代の中で感じる他に無いのだとあらためて。
映画としては、やはり不出来だろう。
一緒に借り出した《総長への道》はマキノ雅弘監督で脚本は高田宏治。原作は藤原審爾。
これは映画を観てから原作小説を探して読んだ記憶あり。
原作と映画の雰囲気は違っていてもけっこう面白かった。
あらためて見ると、
とても丁寧にまっとうにつくられていて
ちょっとオドロイタ。
マキノ雅弘は、しかし艶っぽい監督なのだと
しみじみ実感させられる。
大映の悪名シリーズの何本かと同じく
国産フィルムノワールはこの時期が全盛だったのだ。
ダンディさに涙がにじむよ。
テープの状態が悪いせいか、ダビングもののような出来で
なんだかゾンビ映画を観ているようだった。
記憶に残っていた笠原脚本のスゴサはきれいに消失していて
ああいうものは時代の中で感じる他に無いのだとあらためて。
映画としては、やはり不出来だろう。
一緒に借り出した《総長への道》はマキノ雅弘監督で脚本は高田宏治。原作は藤原審爾。
これは映画を観てから原作小説を探して読んだ記憶あり。
原作と映画の雰囲気は違っていてもけっこう面白かった。
あらためて見ると、
とても丁寧にまっとうにつくられていて
ちょっとオドロイタ。
マキノ雅弘は、しかし艶っぽい監督なのだと
しみじみ実感させられる。
大映の悪名シリーズの何本かと同じく
国産フィルムノワールはこの時期が全盛だったのだ。
ダンディさに涙がにじむよ。