メモ
> 編集スタッフのみなさん
> まことにお疲れさまでした。
> こちらは一眠りしたのでラクになったけど
> みんなはそのまま仕事だから今ごろ朦朧としてるのかな。
> 朝7時過ぎの六本木は春爛漫で、葉桜と満開の桜がまぶしかった。
> あいかわらず、時間はかかったけど、
> すべての局面で前に向かうことが出来たこと、心から感謝します。
>
> 昨夏からはじまった積水ハウスrevolution、
> 予想をはるかに上回る加速ぶりだけど
> いまのところなんとか遅れずに対処できている。
> 長い間、チームを組んできた意味が、やっと発揮されたな。
>
> 「できません」という正確な判断がプロなら
> 「やりましょう」という判断もまたプロ。
> 映像は(表現は)絵空事だから、
> まずはすべてが可能だと笑顔で言えることが
> ほんとうは唯一のレゾンデートルのはず。
> すべての表現行為は慰謝のためにある。
> つまりあってもなくてもどちらでもいい。
> 積水ハウスの場合で言うと
> 「家」は社会にとって必要不可欠。マストだよね。
> でも広告は不可欠ではない。うまく存在すれば
> マストなものをより良くひらくことができる
> いわば「ベター」なもの。
> ぼくたちはだから、
> なくてはならないものをつくっているわけではない。
> だからこそ、じつは限界のない「やりましょう」がある。
> のだと思います。
> 広告業界に身を置いてずいぶん歳月が流れたけど
> この1週間あまり、六本木の地下暮らしをしながら
> そんな思いに耽りました。
> 笑顔を絶やさずに、先に向かおうとするきみたちと過ごせ、
> 花見をしそこなったこの春は、なんとも気持ちのいい春となったと
> あらためて思います。
>
> とはいえ、
> 次はもうすこしラクに編集できるようにするからね。
>