《おかめなふたり》★★★★★
群ようこ著/幻冬舎刊

おかめな顔をした拾い猫とおかめ顔?の著者の日々。
15時間爆睡した後、朝昼兼の飯を食べ、
ゴティバのバニラコーヒーをひさしぶりに飲みながら
読みはじめた、読み終わる。
矢口の渡の多摩川べりの3階建てのアパートで、
仕事もせずに暮らしていた頃、
ある夜、訪ねてきた野良猫がいて、それから一年余り一緒に暮らした。
その猫と、神楽坂のオフィスで拾い、小石川で育て、
いまは横須賀の渡辺の家で暮らしている猫のことなど
ぼんやりと思い出しながら読みすすめた。

ホワッツアマイケルといい、群ようこのおかめ顔のしいちゃんといい、
猫の暮らしは、まことにおかしい。

ひさしぶりのロケで、気持ち良く疲労したカラダが
春のにおいとともに溶けていくような午後になった。
東京、気温14℃。昨日の17℃につづき春である。

昨日、凸版の大滝さんから東山の戻りが来ていたのが
今日のところはもう少し、休日気分にひたりたい。
このあいだから気になっていた「ジパング」を探しに紀伊国屋まで行ってこよう。

ロケで毎日歩いていたせいか、春めいた空気のせいか
カラダが動きを欲しているようだ。