踊るも見るも
矢面に立ち、あっちこっちの板挟みになっていた若い女がまず脱落。そのゲームは恥ずべき様相を惜しげも無く見せびらかし、厭くことなく続いている。旗はまだ降ろさぬが、旗印はすでに見えず。
ヤンキースのジマーコーチが見せた72際の猛突進をニュースで繰り返し見ながら、アメリカのベースボールがどうして胸を焦がすのか、すこしわかった気がした。
この国はどこを見渡しても、星野阪神や読売巨人のようなゲス集団ばかりで、胸の雲ることばかりである。

見渡せば花も紅葉もありゃしねえ。

利もなく理もなく美しさも凛々しさも雄々しさもなく書いたそばから反古となる書類だけが堆積し続けていく。

無為と無為。

踊るあほうに見るアホウ。
やっぱりどっちも阿呆だろ。


不愉快だからクソして寝るが。