春をきわめる
四月十二日、日曜日午前八時 六本木TSP地下

日本郵船博物館のメインエピソード9タイトルのLR振り分けアップ。
開花前にはじめた編集が、葉桜と若葉のなかで幕を閉じる。
いや、船を降りることになった。

なぜ、ここまで気持ちを傾けることになったのかいまだに不明だが、
どこかで仕事を離れていたように思う。

この二日間は山岡君持参のハワイコナを飲みながら、
池宮の「平家」第二巻を読みつぎながら。

外はすっと晴れ上がっているらしい。
約一時間のなかみをコピーしたら、
その地上に上がる。

たけなわの春の世界に。

この仕事をともにすすめた人たちは
これ以後、すべてわが友である。

かかわったすべての人たちに
ありがとうございました、といいたい。