2003 04/09 05:04
Category : 日記
水銀灯に照らされて白い花びらが散っていた。
わずかな修正と追加を残し、
メインエピソードの音ができ上がった。
ほんとうにこれで良かったのか。
所詮は、よくできた紙芝居ではないのか。
ずいぶんひさしぶりにMAで涙がにじんだ。
その涙を反芻しながら、
すでになぜ涙が出たのか、わからなくなっている。
7日にプロローグを仕上げたときには
終わってしまうことを惜しんだ。
しかし最後まで音をつけ終わって
あらためて見直せば
己が何に駆り立てられ興奮していたのか
わからなくなっていることに気づく。
やりたいこと、
あるいはやろうとすることを見つけた
と8ヶ月、感じつづけていた、はずだった。
にも、かかわらず、である。
この満たされない感覚がどこからくるのか、
つかめない。処理しきれない。
もしかしたら
おれはもう、ほんとうに終わっているのかもしれない。
あるいは最初から
何もなかったのかもしれない。
そんなふうに思ったところで
何の意味もないけれど。
満たされたはずが
底なしの空虚だけが残った。
裸の王様という寓話をずっとつまらないものだと思っていた。
今夜はしかし、笑えない。
自分のことも
人のことも
散りはじめた桜も
すべて疎ましい。
なにかを愛おしいという感情が
もうどこにも残っていない。
あるいは最初からなかった…
もういいのかもしれないな。
わずかな修正と追加を残し、
メインエピソードの音ができ上がった。
ほんとうにこれで良かったのか。
所詮は、よくできた紙芝居ではないのか。
ずいぶんひさしぶりにMAで涙がにじんだ。
その涙を反芻しながら、
すでになぜ涙が出たのか、わからなくなっている。
7日にプロローグを仕上げたときには
終わってしまうことを惜しんだ。
しかし最後まで音をつけ終わって
あらためて見直せば
己が何に駆り立てられ興奮していたのか
わからなくなっていることに気づく。
やりたいこと、
あるいはやろうとすることを見つけた
と8ヶ月、感じつづけていた、はずだった。
にも、かかわらず、である。
この満たされない感覚がどこからくるのか、
つかめない。処理しきれない。
もしかしたら
おれはもう、ほんとうに終わっているのかもしれない。
あるいは最初から
何もなかったのかもしれない。
そんなふうに思ったところで
何の意味もないけれど。
満たされたはずが
底なしの空虚だけが残った。
裸の王様という寓話をずっとつまらないものだと思っていた。
今夜はしかし、笑えない。
自分のことも
人のことも
散りはじめた桜も
すべて疎ましい。
なにかを愛おしいという感情が
もうどこにも残っていない。
あるいは最初からなかった…
もういいのかもしれないな。