2002 12/22 02:38
Category : 日記
日本郵船博物館のシナリオを書きつづける。
「豪華客船時代」から「戦争と壊滅」の章。
知れば知るほどため息の出るような「客船文化」が
あっという間に消滅していく4年間。
人も船も根こそぎ徴用されてその過半が海に消えた。
戦後、国は一切の補償を果たさず。
どうして復活できたのか、再生できたのか
不思議でならない。
ひるがえって金融。
資本主義国家の片鱗も誇りもないままにはかられる延命策。
ERを観ていると十話に一度くらいの割合で
延命処置の問題が登場する。
どこまでがほんとうか知らないが
問われるのは常に、患者自身の意志。
生きるのに疲れたから
植物状態で生きたくない
延命措置は一切拒否する
ということを一筆書くような企業は
まあいねえよな。
それにつけても
読むほどに知るほどに
志ひとつなのだなと知らされる。
そんな感想を話しても
笑ってそらされそうな気もするが
さすがに龍馬という途方もない存在が触媒となっただけのことはある。
二月のような底冷えのする日に書いた
夢と絶望の20年間は
さすがに筆舌に尽しがたい。
弥太郎の奔放からはじまり
無謀にも見える世界への飛躍を経て
たどりついた昭和の20年は悪夢のごとくだ。
明日の[国旗なき復活]で気を取り直せればいいが。
「豪華客船時代」から「戦争と壊滅」の章。
知れば知るほどため息の出るような「客船文化」が
あっという間に消滅していく4年間。
人も船も根こそぎ徴用されてその過半が海に消えた。
戦後、国は一切の補償を果たさず。
どうして復活できたのか、再生できたのか
不思議でならない。
ひるがえって金融。
資本主義国家の片鱗も誇りもないままにはかられる延命策。
ERを観ていると十話に一度くらいの割合で
延命処置の問題が登場する。
どこまでがほんとうか知らないが
問われるのは常に、患者自身の意志。
生きるのに疲れたから
植物状態で生きたくない
延命措置は一切拒否する
ということを一筆書くような企業は
まあいねえよな。
それにつけても
読むほどに知るほどに
志ひとつなのだなと知らされる。
そんな感想を話しても
笑ってそらされそうな気もするが
さすがに龍馬という途方もない存在が触媒となっただけのことはある。
二月のような底冷えのする日に書いた
夢と絶望の20年間は
さすがに筆舌に尽しがたい。
弥太郎の奔放からはじまり
無謀にも見える世界への飛躍を経て
たどりついた昭和の20年は悪夢のごとくだ。
明日の[国旗なき復活]で気を取り直せればいいが。