《平家》上巻★★★★★
池宮彰一郎著/角川書店刊

昨日、関内の駅前の芳林堂で買い文明堂パフェで途中まで読み、ベッドで残りを読了。
池宮にしてはずいぶん韜晦に満ちた文章だが、それがかえって新・清盛像とその時代には似合っているのか。
面白かった。

しかし中巻が来年二月、下巻が五月というのは
なんだかとてもあざといビジネスではないか。
連載中ならともかく、三巻程度で半年かけるというのは
読者をなめているとしか思えない。

6ヶ月欠けてばらばらに映画を観るやつはいない。

面白いだけに、まとめて一気に読みたかった。
そんな時間はないけどな。