2002 12/03 12:50
Category : 日記
別件の世界観4つ、書いて送った。予定より3時間遅れて。ぎりぎり間に合うかどうか。この書き方で良かったのかどうか、検証する時間も校正する時間もなく送る。
しかし前書きだけの仕事というのもはじめての経験。
生きているといろいろあるものだ。
昨夜は、郵船のシナリオは書き直しているうちにタイムオーバー。episode1「日本をひらく」だけで終わった。
すっきりはしたが渾沌が消えた。
一昨日に書いたプロローグをかなり緻密に組み立てたので、勘違いがあったとはいいながら、
解体と再構成に気が抜けたのだと思う。
夏に始めもう冬のさなかとなった。
はじめて温度差を感じた夜になった。
微修正の多さは腰のさだまらなさにつながるのか。
群盲象を撫でる、そんな気配が濃くなってきている。
「 われを国賊というか。政府が果たしてその方針なら、
われもまた所有の汽船を残らず遠州灘に集めて焼き払い、
残りの財産を全部自由党に寄付せん 」
と言い放った弥太郎の熱情はすでに見る影も無い。
保証がどうのという話を聞きながら
山になった原稿の束と資料を焼き払うイメージを
消すことができずにいる。
夏に感じた焦熱が音を立てて失せていくようだ。
人は語る。
言葉は軽い。
熱が逃げる。
巧言令色など死語だと思っていたが。
クルマではやければ20分の横浜が
今日は万里の彼方に煙って見えず。
誰でもできる仕事に落ちていくなら
べつに俺である必然もない。
俺が書き演出するものを
どうやって誰に保証してもらえば良いのか。
不思議の国に迷いこんだ幸福の王子が裸の王様になってしまった。
ま、いいじゃねえか。
しかし前書きだけの仕事というのもはじめての経験。
生きているといろいろあるものだ。
昨夜は、郵船のシナリオは書き直しているうちにタイムオーバー。episode1「日本をひらく」だけで終わった。
すっきりはしたが渾沌が消えた。
一昨日に書いたプロローグをかなり緻密に組み立てたので、勘違いがあったとはいいながら、
解体と再構成に気が抜けたのだと思う。
夏に始めもう冬のさなかとなった。
はじめて温度差を感じた夜になった。
微修正の多さは腰のさだまらなさにつながるのか。
群盲象を撫でる、そんな気配が濃くなってきている。
「 われを国賊というか。政府が果たしてその方針なら、
われもまた所有の汽船を残らず遠州灘に集めて焼き払い、
残りの財産を全部自由党に寄付せん 」
と言い放った弥太郎の熱情はすでに見る影も無い。
保証がどうのという話を聞きながら
山になった原稿の束と資料を焼き払うイメージを
消すことができずにいる。
夏に感じた焦熱が音を立てて失せていくようだ。
人は語る。
言葉は軽い。
熱が逃げる。
巧言令色など死語だと思っていたが。
クルマではやければ20分の横浜が
今日は万里の彼方に煙って見えず。
誰でもできる仕事に落ちていくなら
べつに俺である必然もない。
俺が書き演出するものを
どうやって誰に保証してもらえば良いのか。
不思議の国に迷いこんだ幸福の王子が裸の王様になってしまった。
ま、いいじゃねえか。