2002 11/28 23:18
Category : 日記
春雷。春の嵐。季節外れの大雪。交通網寸断。
14歳。古いものや歴史が大嫌いなITボーイ。のんべんだらりん。特別な血。
最初、めんどうがる。ウエブの写真。急変。うわずる。
自慢の自転車。雪溜まりにつっこみクラッシュ。激走。白い息。途中で転倒。打撲と擦り傷。めげずに激走。たどりつく。…かいてき
場内、降雪。
古都。大雨。どしゃぶり。豪雨。前が見えない。病院。窓。12歳。周辺は全滅。ネットで東京の14歳をフォーカスイン。連絡。いやがられる。ウエブでメールor12歳自身がメッセージ/ライブ。左右。12歳の可憐な懇願。右、14歳ごろごろしているが変身。しどろもどろで身支度。
あきれる母。しかしあわててクルマのエンジン。記録的などか雪で断念。途方に暮れる。
14歳、上気した顔を弾ませ、チャリンコを引っ張り出す。
止める母親。ふりきってさっそうと雪の中に去っていく14歳。しかし彼の前には数々の困難が待ちうけている。道中の最悪ぶりは右から左へマルチを思いきり使ってコミカルかつ深刻に。
12歳。一刻もはやく14歳と合流するために、豪雨の中を駅に。救急車。ほとんど前の見えない土砂降り。フロントのワイパー。前のクルマの後輪がつくる水のカーテン。車内で12歳を励ます医師達と家族。駅へ。左から右へマルチ展開する雨の中の決死のドライブ。
場内、雨しぶき。
駅と道中は信じられない心地よさと目的に向かう疾走感。左12歳。右14歳。ワイドで見る夕焼け空と白い満月。首都の大雪と古都の大雨以外の沿線はなぜかみごとに晴れている。合流点の駅周辺もすばらしい夕焼けである。
駅。西に沈みかける巨大な太陽。東に中空に浮かんだ白い十三夜。真ん中に合流点の駅。巨大な複合施設。空間。大病院に運び込まれる12歳。ほぼ同時に走り込んでくる14歳。おでこに擦り傷。洋服もところどころ汚れている。ぬけるような笑顔。苦しそうななかでひっそりと笑う12歳。
後日談。その後の一年。夏、秋、冬、を東西で行き来する。それぞれの街を起点にさらに足を伸ばす。拡大。14歳はいつのまにか古いものや歴史にも興味を持つようになっている。ここではそれぞれの家族や友人も。医師達も登場。
春。古都。巨大な桜の木の下で。15歳と13歳が左と右で互いを見つめあっている。真ん中に現れた桜の巨木が左右の二人をおおうようにして全貌を見せていく。花吹雪。スクリーンも、場内も狂ったように花が散っていく。
そのど真ん中を疾走していくR。
14歳。古いものや歴史が大嫌いなITボーイ。のんべんだらりん。特別な血。
最初、めんどうがる。ウエブの写真。急変。うわずる。
自慢の自転車。雪溜まりにつっこみクラッシュ。激走。白い息。途中で転倒。打撲と擦り傷。めげずに激走。たどりつく。…かいてき
場内、降雪。
古都。大雨。どしゃぶり。豪雨。前が見えない。病院。窓。12歳。周辺は全滅。ネットで東京の14歳をフォーカスイン。連絡。いやがられる。ウエブでメールor12歳自身がメッセージ/ライブ。左右。12歳の可憐な懇願。右、14歳ごろごろしているが変身。しどろもどろで身支度。
あきれる母。しかしあわててクルマのエンジン。記録的などか雪で断念。途方に暮れる。
14歳、上気した顔を弾ませ、チャリンコを引っ張り出す。
止める母親。ふりきってさっそうと雪の中に去っていく14歳。しかし彼の前には数々の困難が待ちうけている。道中の最悪ぶりは右から左へマルチを思いきり使ってコミカルかつ深刻に。
12歳。一刻もはやく14歳と合流するために、豪雨の中を駅に。救急車。ほとんど前の見えない土砂降り。フロントのワイパー。前のクルマの後輪がつくる水のカーテン。車内で12歳を励ます医師達と家族。駅へ。左から右へマルチ展開する雨の中の決死のドライブ。
場内、雨しぶき。
駅と道中は信じられない心地よさと目的に向かう疾走感。左12歳。右14歳。ワイドで見る夕焼け空と白い満月。首都の大雪と古都の大雨以外の沿線はなぜかみごとに晴れている。合流点の駅周辺もすばらしい夕焼けである。
駅。西に沈みかける巨大な太陽。東に中空に浮かんだ白い十三夜。真ん中に合流点の駅。巨大な複合施設。空間。大病院に運び込まれる12歳。ほぼ同時に走り込んでくる14歳。おでこに擦り傷。洋服もところどころ汚れている。ぬけるような笑顔。苦しそうななかでひっそりと笑う12歳。
後日談。その後の一年。夏、秋、冬、を東西で行き来する。それぞれの街を起点にさらに足を伸ばす。拡大。14歳はいつのまにか古いものや歴史にも興味を持つようになっている。ここではそれぞれの家族や友人も。医師達も登場。
春。古都。巨大な桜の木の下で。15歳と13歳が左と右で互いを見つめあっている。真ん中に現れた桜の巨木が左右の二人をおおうようにして全貌を見せていく。花吹雪。スクリーンも、場内も狂ったように花が散っていく。
そのど真ん中を疾走していくR。