2002 06/01 00:29
Category : 日記
集団プレイのおもしろさ…
そういう感覚を持つことが少なかった。
ジ・アースに惹かれた理由はそんなところにもあったのか。
EXPO'05のチームと久しぶりに顔を合わせ、
そんなことを思った。
どこに向かって球を打っても必ず返ってくる…
気が抜けない。
テンションを自然に維持し続けられることの愉悦。
そういう気分から遠すぎる場所にいるのだと、しみじみ思う。
一日、休息をとったら、あの連中をにやりとさせるために
もう一山、力を入れてみたい。
それにしてもNHK。
岡田の解説はねえだろう。
4年に一度の祝祭が、二流の技術論パレードですっかり興ざめである。
声質。間。気配。すべて最悪。
フランス完敗の大番狂わせで始まって
もうひとつ興の乗らないお祭りが
いくらかは賑わしくなるのかと思ったが
岡田の通夜の客のような解説で消えた。
NHKは、ほんとうに鈍くさい。
夕方からは、ひたすらぼーっとしていた。
昨夜は久しぶりにオフィスで眠った。
三時間と決め、すっと起きた。
十分後にはキーを叩いていた。
あんな芸当が、まだできるのだ。
横江から、賢明さんの消息を知らされる。
十年。
小石川。
春の盛り。
1000mビル構想/ある、慕情。
十年という歳月が信じられない。
組んだ時間よりも離れた時間が
いつか長くなっていた。
六本木の地下で編集中に横江のメールを読んだ。
それから横江に電話を入れるまでに三日経過。
熱は、そこまで醒めていたのだ。
電話を切って、三日間という時間を意識したとき、
ああもう終わっていたのだ、という思いに満たされた。
喪失感も焦熱もなく、
醒めた、ため息がひとつ、
築地の街灯の下にこぼれた。
失踪する少し前に《髪結いの亭主》を見てきた彼が゜、「おまえによく似ている」と笑った。
このあいだ、十年ぶりに見直して
こんなおかしな野郎とどこが似ているのかと、
鼻で笑い、気がついたらモニタの前で踊っていた。
高校時代にハイミナールをかじりながら
新宿の螺旋階段で踊るとよく効くことを
教えてくれたことなども思い出しながら。
そんな時間の先に、十年の消息があった。
この間、福島さんに会ったのも十年ぶり。
菊池さん、石塚さん、永畑さんたちともまた十年。
都庁のHDをSONYPCLで仕上げた午後、
「ほんとうにこれで良かったのですか」
と耳元で囁かれ、
ボロ切れのような気分と体を休めるためにとった近くのホテルで
賢明相手に涙が止まらなかったことがあった。
その問い掛けの主とは、やはり十年ぶりで仕事をしている。
心が沸き立たないことに少し苛立ちながら
三日が過ぎたのだ。
男子、三日会わざれば…ではある。
刮目すべきは、俺か、あいつか。
夏なのに秋のように涼しい夜になった。
くそして寝るしかねえだろう。俺も、男だ。
そういう感覚を持つことが少なかった。
ジ・アースに惹かれた理由はそんなところにもあったのか。
EXPO'05のチームと久しぶりに顔を合わせ、
そんなことを思った。
どこに向かって球を打っても必ず返ってくる…
気が抜けない。
テンションを自然に維持し続けられることの愉悦。
そういう気分から遠すぎる場所にいるのだと、しみじみ思う。
一日、休息をとったら、あの連中をにやりとさせるために
もう一山、力を入れてみたい。
それにしてもNHK。
岡田の解説はねえだろう。
4年に一度の祝祭が、二流の技術論パレードですっかり興ざめである。
声質。間。気配。すべて最悪。
フランス完敗の大番狂わせで始まって
もうひとつ興の乗らないお祭りが
いくらかは賑わしくなるのかと思ったが
岡田の通夜の客のような解説で消えた。
NHKは、ほんとうに鈍くさい。
夕方からは、ひたすらぼーっとしていた。
昨夜は久しぶりにオフィスで眠った。
三時間と決め、すっと起きた。
十分後にはキーを叩いていた。
あんな芸当が、まだできるのだ。
横江から、賢明さんの消息を知らされる。
十年。
小石川。
春の盛り。
1000mビル構想/ある、慕情。
十年という歳月が信じられない。
組んだ時間よりも離れた時間が
いつか長くなっていた。
六本木の地下で編集中に横江のメールを読んだ。
それから横江に電話を入れるまでに三日経過。
熱は、そこまで醒めていたのだ。
電話を切って、三日間という時間を意識したとき、
ああもう終わっていたのだ、という思いに満たされた。
喪失感も焦熱もなく、
醒めた、ため息がひとつ、
築地の街灯の下にこぼれた。
失踪する少し前に《髪結いの亭主》を見てきた彼が゜、「おまえによく似ている」と笑った。
このあいだ、十年ぶりに見直して
こんなおかしな野郎とどこが似ているのかと、
鼻で笑い、気がついたらモニタの前で踊っていた。
高校時代にハイミナールをかじりながら
新宿の螺旋階段で踊るとよく効くことを
教えてくれたことなども思い出しながら。
そんな時間の先に、十年の消息があった。
この間、福島さんに会ったのも十年ぶり。
菊池さん、石塚さん、永畑さんたちともまた十年。
都庁のHDをSONYPCLで仕上げた午後、
「ほんとうにこれで良かったのですか」
と耳元で囁かれ、
ボロ切れのような気分と体を休めるためにとった近くのホテルで
賢明相手に涙が止まらなかったことがあった。
その問い掛けの主とは、やはり十年ぶりで仕事をしている。
心が沸き立たないことに少し苛立ちながら
三日が過ぎたのだ。
男子、三日会わざれば…ではある。
刮目すべきは、俺か、あいつか。
夏なのに秋のように涼しい夜になった。
くそして寝るしかねえだろう。俺も、男だ。