まいった
眠れずに、月とコスモスを繰り返し見続ける。

二年にわたって福島の野と山を駆け巡ったのは、
なんだかこの八月の月光に出逢うためだった、
コスモスの群れに逢うためだった、
そんな気がしてきた。

11月18日の朝に、
オフィスでミックスを試したときには
まさかこまでの世界になるとは思わなかった。

このまま、
もう消えていってもいいんじゃねえか…

そんなふうに思えてならない。


まいったな。