花も嵐も。
たっぷり15時間熟睡。
雷の音で目が覚めた。
大寒過ぎたらいきなり冬の嵐。

渡辺から明るい声で電話。
「山岡さんからもらいました。す、すごいです!」と。

さっそく、プロローグだけウエブにアップしてもらう。
待てば海路、とはこのことだ。

深く感じ入った。
6月から半年間、
なぜ自分がとまどい混迷していたのか…
山岡の入魂のデザインを見て、
涙があふれた。

digital beingの東京星菫派的展開の
行くべき道筋が、真っすぐな航路が、
ここにある。

デジタルジャパネスクシリーズの映像デザインのハードルをここに設定すれば、
おれたちは《まだ誰も見たことのない》世界を提示できるはず。

1月21日。大寒明けの大嵐の夕。
腹を揺さぶる冬雷の響きに力を借りて、
デジタルジャパネスクの名刺をきる初日としたい。

これからオフィスに行き、
works.vol4を完成させる。

いい嵐じゃねえか。
胸が弾むぞ。


山岡君、あと十年は死ぬなよ。

ありがとう。


嵐の夕に、帆をあげる。いざ、出航。