2002 01/03 18:19
Category : 日記
家のADSLがいきなり沈黙。
もともと何をどうすればよくわからないままに使っていたので、
正月三日でお手上げとなる。
めんどうくせえなとぼやきながらタバコ買うついでにオフィスへ。
オフィスのノートを持ってかえって、
とりあえずPHSカードでつなぐことに。
1.5MBからいきなり64Kに戻ることになる。とほほ。
しかもPHSを定額にしておかなかったので怖い。
六月から七月にかけての三週間たらずで10万オーバーしたことを
ふと思い出し、うんざり。
渡辺は走水で破魔矢を手に入れたのだろうか。
オフィスの空気がどこかいつもとは違っている。
周囲の密度が違うのか。正月も悪くない。が。
GIOVANNI MIRABASSIのピアノソロ[AVANTI!]をかけた。
夏の盛りに毎日くりかえし聴いていたが、
ピアノの音色は冬の方がよくしみるように感じる。
しかし、赤地に黒の文字だけというパッケージデザインは
いつみてもヨーロッパ。日本では逆立ちしても
こんな芸当はムリだろうな。
今日は午後の2時過ぎに起き、顔も洗わずに朝昼兼の飯を食う。
そのまま北方謙三の《水滸伝/第二十八回》/小説すばる新年号を読んだ。
[志]に焦点をしぼりこみ、水滸伝の世界を根底から構築し直そうとする
北方の筆勢はとどまることがない。
旅先で宗江ら5人が16000の官軍に攻められ山中の洞窟にこもって
死を覚悟したときに、梁山泊からの加勢がなんとか間に合うという
原典ではあっさり片づけられているエピソードも、
[志]を据えることで、じつに奥の深い章にまとめあけている。
後に振り返れば、この第二十八回が大きな山となるはず。
体制=大勢が圧倒的な兵力で少数=反体制を殲滅していくという
昨今の世界情勢の細部のリアリティが水滸伝の攻防を借りて
あざやかに描き出されている。これが作家のスゴミだな。
5W1Hの報道屋では絶対に到達できない世界。
つまらない小説ばかり書いてきた北方だが、[水滸伝]の
新解釈で名を残すことになるだろう。
夢想だが、原典から離れついでに、
梁山泊が官に勝つ、というユートピアにしてくれないものか。
どうせ物語。
行くとこまで行っちまうといい。
ここまで書いたところで
[AVANTI!]はラス前の《MY REVOLUTION》。
ま、うまい展開ではある。
もともと何をどうすればよくわからないままに使っていたので、
正月三日でお手上げとなる。
めんどうくせえなとぼやきながらタバコ買うついでにオフィスへ。
オフィスのノートを持ってかえって、
とりあえずPHSカードでつなぐことに。
1.5MBからいきなり64Kに戻ることになる。とほほ。
しかもPHSを定額にしておかなかったので怖い。
六月から七月にかけての三週間たらずで10万オーバーしたことを
ふと思い出し、うんざり。
渡辺は走水で破魔矢を手に入れたのだろうか。
オフィスの空気がどこかいつもとは違っている。
周囲の密度が違うのか。正月も悪くない。が。
GIOVANNI MIRABASSIのピアノソロ[AVANTI!]をかけた。
夏の盛りに毎日くりかえし聴いていたが、
ピアノの音色は冬の方がよくしみるように感じる。
しかし、赤地に黒の文字だけというパッケージデザインは
いつみてもヨーロッパ。日本では逆立ちしても
こんな芸当はムリだろうな。
今日は午後の2時過ぎに起き、顔も洗わずに朝昼兼の飯を食う。
そのまま北方謙三の《水滸伝/第二十八回》/小説すばる新年号を読んだ。
[志]に焦点をしぼりこみ、水滸伝の世界を根底から構築し直そうとする
北方の筆勢はとどまることがない。
旅先で宗江ら5人が16000の官軍に攻められ山中の洞窟にこもって
死を覚悟したときに、梁山泊からの加勢がなんとか間に合うという
原典ではあっさり片づけられているエピソードも、
[志]を据えることで、じつに奥の深い章にまとめあけている。
後に振り返れば、この第二十八回が大きな山となるはず。
体制=大勢が圧倒的な兵力で少数=反体制を殲滅していくという
昨今の世界情勢の細部のリアリティが水滸伝の攻防を借りて
あざやかに描き出されている。これが作家のスゴミだな。
5W1Hの報道屋では絶対に到達できない世界。
つまらない小説ばかり書いてきた北方だが、[水滸伝]の
新解釈で名を残すことになるだろう。
夢想だが、原典から離れついでに、
梁山泊が官に勝つ、というユートピアにしてくれないものか。
どうせ物語。
行くとこまで行っちまうといい。
ここまで書いたところで
[AVANTI!]はラス前の《MY REVOLUTION》。
ま、うまい展開ではある。