インタビュー終了。話しつくした。
FTVの取材、終ったのが4時半。2時間あまりかかった。お互い初対面なので気分をほぐすために30分ほどコーヒーを飲みながらおしゃべりをした。その後収録。途中でテープを2回チェンジ。計3本まわさせてしまったことになる。同業としてはすまんな、と思ったが、話しだしたら、胸に溜まっていた想いが想像以上にあったのだ。水の惑星ジ・アースのことにとどまらず、福島の2年間の日々の中で感じたこと、森に沈む都市というコンセプトそのものへの想い、博覧会の日々のことなど、あとからあとから湧いてきた。最後に何とか「森のひと」についての話をして打ち切ったが、放っておかれればあと数時間は語り続けたように感じた。インタビュアーは報道制作局の加藤明伸さん。我慢強く誠実に話を引きだしてくれた。彼の人柄もあって、あれたけリラックスして話せてように思う。このときの様子を渡辺君が家庭用のカメラで記録しているので、いくつかに小わけして《むじなの森のこと》にアップしておこうと思う。まだ終っていないことの証拠として。