東京。氷雨。
夜半から雨になる。
窓を開けておくと凍えそうだ。
今夜は、眠れそうもない。

昼に訪ねた、あるページの書き手のことが
気になって離れない。なんだこれは。

水の惑星が、終わろうとしていることの
その反動か何かなのか。
無意識に疲れがたまっていたのか。
疲れがすき間をつくっていたのか。

おれは何を見たのだろう。
読んだことの何にこれほど打たれたのか。

抑制がほどよくきいた
読みようによってはドライにもとれるコトバの流れの間に
なぜこんなに泣きたくなるような共感が潜んでいるのか。

そのことが午後からずっと離れない。

この感覚はなんだ。
まいるな。しかし。