フォトコンテスト顛末
「水の惑星」MLに出したフォトコン報告より

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ご報告が遅れましたがフォトコン雑感です。
    

詳細はいずれ佐藤さんたちの方から報告があるかと思いますが、
個人的な感想をいくつか。


1.誤差
秋山氏の視野に「県民参加のフォトコン」という意識が薄かったようで、「ファミリー部門」についての理解不足のコメントが出たことが、残念でした。はれ物に触る扱い方が遠因だったようです。
何のためのフォトコンかという位置づけを秋山氏に明快に伝えきれていなかったように感じました。
一月に発表セレモニーがあるので、事前に秋山氏に今フォトコンの意図と背景をきちんと説明し、もう少し異なった視点での総評を頼む必要を感じます。
あの日の秋山氏のコメントがどのていど新聞やテレビなどで報じられたかを検証したうえで、検討したほうがいいですね。



2.福島県民の底力
ぎりぎりまで500件程度の応募と聞いていたけど、フタを開けたら1555件!  
これにはほんとうに驚いた。
全スタッフの最後の追い込みパワーが効を発揮したことはもちろんですが、最大の要因は「福島県民気質」にあるのではないでしょうか。
土壇場の底力。こいつに尽きるのでは…。
維新の折りの会津の戦いぶりのように、福島県民の中には
なにかみちのく特有の最後に底力を爆発させる強さのようなものが
あるのではないかと感じました。
途中までは多くを語らず、舞い上がることもなく、
腰の重さを感じさせながら、必要ぎりぎりの段階では総力を傾注するという、あり方。
もうひとつ盛り上がらない前売り券販売状況も、火がつけば一気呵成に、そんな気がします。
ま、期待と希望をこめた見方ではあるけど。


3.バックステージ
裏方に回った電通電通テック関係者の涙ぐましいホスピタリティぶりと、
バウハウスの高見沢さんたちの奮闘が印象に強く残りました。
審査員の方達に対するこまやかな配慮、見ていて気持ち良かった。
(ぼくも便乗させてもらったから実感です)


4.初雪
前日夜、福島入りしたときに雪がちらついていました。
みぞれ程度はともかく、雪らしい雪としては今年はじめてだと運転手が話してました。
フォトコンの第一回を柳津で開催したときのどか雪を思い出しました。
最初のシナハンとして福島の雪景色を頭に焼き付けた数日の最終日に
柳津で遭遇した大雪の撮影会を思い浮かべながら、春夏秋と過ぎたことを
あらためて実感。


5.ビーフジャーキー
ひと足さきに帰京することになり、駅の売店でビーフジャーキーを買い
車中でウーロン茶で食べきりました。(もちろんシチューではありません)


6.ps
申し遅れましたが、川田親子の2ショットはとてもよかったよ。
笛田さんの子供もママにそっくりですごく愛らしかった。
ぼくは「ジ・アース賞」1点だけを選ぶつもりだったから
水景にしぼったけども。
ちなみに、大賞に選ばれた滝の写真が実は「ジ・アース賞」いち押しだった。他の方に敬意を表して譲りましたが。
ぼくが選んだのは湖畔の夕景。キャンプする人たちがシルエットになった写真。撮影者は東京在住の女性だった。