パーフェクトストーム★★
DVD版
ドキュメンタリーで読んだときに感じたライターのいかがわしさが読後感を不透明なものにしていた記憶がある。
映画化すると読んだときに、その気分がよみがえった。
DVDで見たが、危惧した通りだった。
映画には史実が似合わない。
中盤以降使いっぱなしのCGの嵐は、5分で体退屈に変わった。
役者の熱演だけが浮いていた。

DVD映像の美しさはみごと。
前半の切れの良さなど特筆モノだ。
あれはフィルムではないのではないか?
映画館のスクリーンではあの突き抜けた感じは出せないだろうと思う。